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「続かない」人が「続ける」体質になる簡単な方法 「1日5分」をコツコツ続ければ毎日が変わる

東洋経済オンライン / 2024年5月3日 15時0分

はじめたきっかけはたまたま元日に「初日の出」を家のベランダから撮ったこと。

「太陽の動きってどのくらい変わるんだろう」とふと気になり、それからしばらく朝日の写真を撮影し続けていたら、いつのまにかそれが習慣になった。

簡単なことだからずっと続いている。

あとで知ったのだけど、起きて外の空気を浴びるのは体にもすごくいいらしい。アーユルヴェーダ的にもすごくいい効果があるらしい。

朝起きてすぐ外に出て、空気を吸って、写真を撮る。これだけで意外に朝が気分よくはじまる。

「きちんとやる」より「小さく続ける」

たとえば明日から毎日読書をしようとする。

これを具体的に小さく考える。「毎日10ページ読むぞ!」これなら小さい。けれどそれでも気が重く感じる……かもしれない。

それなら毎朝、「本を手に取ってページを開くだけはやる!」。

これなら1秒で終わる。このくらい小さく刻んでもいい。

とにかく意識だけでも向けられるように無理のないところまで小さくする。

本を手に取ってページを開くだけ。本当にこれだけでいい。

そのために見えるところに本を置く。「本を手に取ろう」という意識がそこに働く。もうこれで十分。これをバカにしないでひと月続けてみる。

たぶん手に取るついでに数ページは読んでいるはず。むしろ読まなければそれはそれであり! 毎日同じ本を手に取って1年読まなかったら、それはそれですごいことだ。

本を読んでいると、「こういうことやってみたい」って思うようなことが書いてある。

先日、『血管を強くする 循環系ストレッチ』(中野ジェームズ修一 著、田畑尚吾 監修、サンマーク出版)という本を読んだ。1日10分でできる効果的なストレッチが紹介されていた。

たしかに1日10分はできそうな長さである。でも、「毎日10分……果たしてそんなに続くかな?」とも思う。数日はやるかもしれないけど、そんなに長くは続かないような気がする。

毎日続けることを考えたら、10分はちょっと長い。こういう場合は、「続けられるサイズ」にして取り入れることにしている。

だから30秒だけやってみることにする。最初から全部きっちりやろうと思わない。その一部だけをお試しでやってみる。10分のうち30秒だけやってみる。

それがずっと続いて効果がわかってきたら、1分に引き延ばしたり、やり方を変えたりしていく。きちんとやって続けられないより、お試しでも長く続けられるほうを選ぶ。

一部だけマネすればいい

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