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「数学好きな子に育つ」東大生家庭の"簡単ゲーム" スーパーや飲食店、様々な場面で実践できる

東洋経済オンライン / 2024年5月5日 13時30分

しかし、この計算は、一見正しいように見えて間違っています。なぜなら、アラカルトにはチャージ料金が発生するからです。

また500円という料金も、細かく見ると「税抜き」で書かれているため、実際にはイートインの税率である10%が加算されて550円となるのです。

この2つの情報を踏まえて、改めて頼める品数を考えてみると、以下の通りになります。

・8品(1人4品)頼んだ場合
(300円×1.1)× 2 + (500円×1.1)× 8 = 5060 円
・10品(1人5品)頼んだ場合
(300円×1.1)× 2 + (500円×1.1)× 10 = 6160 円
・12品(1人6品)頼んだ場合
(300円×1.1)× 2 + (500円×1.1)× 12 = 7260 円

このように考えてみると、2人でコースを頼んだ場合は税込み3000円×2人=6000円ですから、10品以上アラカルトで注文するよりも、コースのほうがいい、ということがわかります。

このように、レストランでの注文の仕方も、どちらがお得かを考えてもらうのです。

日常生活でも数学を取り入れる

こうすれば、日常生活で計算する習慣が身に付きます。数学を勉強すればするほど、得した気分になれる。そうやって計算を続けていると、だんだんと数学が楽しくなっていき、自分から数学を勉強するようになる、というわけです。

頭のいい子どもが育ちやすい家庭の特徴として、勉強と日常生活の境目がないことが挙げられます。ただ机に座っている時間だけを勉強だと定義するのではなく、日常生活の中でも数学や英語・社会を使って思考することを促している家庭のほうが、頭のいい子が育ちやすく、頭もよくなりやすいです。みなさんぜひ、参考にしてみてもらえればと思います。

永田 耕作:現役東大生・ドラゴン桜チャンネル塾長

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