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激狭キッチンが「鬼の断捨離」で便利に変身のワケ 道具よりも空間を増やせば使い勝手は上がる

東洋経済オンライン / 2024年5月5日 7時40分

メリットとデメリットを差し引きして、相対的に考えればいずれもないほうが使いやすいと考えました。特に我が家のような小さなキッチンでは、スペースはとても貴重なので、多少の不便があっても手放して良かったと思っています。

ミドルシニア夫婦にとっては2合炊きの簡易炊飯器で十分だった

「ちびくろちゃん」という、電子レンジ炊飯ができる商品を愛用しています。2合炊きで、1000円前後というコスパの良さもさることながら、簡易的な製品なのに少量炊きでもびっくりするほどおいしくご飯が炊けるのです。

買った直後は感動のあまりに、友人たちにちびくろちゃんをすすめまくり、けげんな顔をされていたのですが、私にそそのかされて購入した友人にも「思ってたよりはるかに本格的なご飯が炊けるね」と言わしめたのでした。

1合ずつ炊けるので、毎回炊きたてのご飯が食べられるのは嬉しい限りです。ただし留め具の堅牢度が低く、定期的に買い替えており今は3代目が活躍しています(安いので不満なし)。炊き込みご飯や、3合炊き以上のご飯が必要な時は、鍋を使って炊飯すれば問題ありません。

物心ついてから鍋でご飯を炊いたことなんて、遠足の飯ごうすいさんでしか経験がなく、「ごはんは炊飯器を使わないと炊けない」という思い込みがありましたが、実際は電子レンジでも鍋でも、手間もさほどかからず、遜色なくおいしいご飯に仕上がります。

「はじめちょろちょろなかぱっぱ……」というような、おいしく炊くこつも特段必要なく、1時間ほど米を浸水させたらちびくろちゃんでレンチン8分、鍋なら弱火で10分ほどで、ご飯は炊きあがります。

そもそも我が家の場合、年を重ねて運動量が減るのと比例して、炊飯の頻度は下がってきました。週に数回しか使用しないのに何万円もするうえにかさばる炊飯器という存在は、分不相応でトゥーマッチに感じるのです。

ただし、トースターがないのはちょっと不便です。トーストはフライパンで焼けばいいのですが、グラタンなどのオーブン料理が作れないのです。冬になると「ああ、グラタン作りたいけど作れない!」と、じれったい気持ちになります。冷凍食品のグラタンをレンチンして食べるのですが、これはこれでおいしいものの、一抹の物足りなさを感じます。

もともとトースターと電子レンジ(オーブン機能なし)を別々に所有していたのですが、トースターが故障したため2年ほど前に粗大ゴミへ。次回はオーブンレンジを買おうと心に誓っているのですが、単機能レンジがタフなため、下手したらあと10年ぐらい現役で使えそうな気配で、買い替え時に悩み中です。

生活スタイルが変化すれば必要なものも変化する

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