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「GW後に遅刻や休み増える子」親子で乗り切る方法 生活リズムを戻すための習慣や声掛けとは

東洋経済オンライン / 2024年5月8日 9時0分

ですから、スマホを使うにしても、夜間モードにして、ブルーライトの量を減らすように促しましょう。部屋を暗くするのも、スマホの夜間モードも、どちらもシンプルなやり方ですが、睡眠にはとても効果があります。

逆に、朝の時間に必要なのは、カーテンを開けることです。朝日を浴びると、人間の体内時計はリセットされることは有名な話ですが、朝にしっかりと日光を浴び、「今日も1日頑張るぞ」という気分になることはとても大切です。

親御さんは子どもに、「朝よ!起きなさい!」と言うだけではなく、きちんと部屋のカーテンも開けてあげると、自然と起きられるようになります。

休みの日だから遅い時間に起きるはキケン

もう1つ、朝の時間帯で重要なのは、平日と休日も、同じ時間で起きることです。例えば、平日はいつも朝の7時に起きる人でも、休日は朝の9時以降に起きる、という人も少なくないのではないでしょうか。

逆に子どもが10時に起きてきても、「まぁ、休みの日だし、いいんじゃない」と何も言わないご家庭もあるでしょう。しかし実は、体に負荷をかけてしまい、よくないと言われています。いわゆる時差ぼけと同じ状態になってしまうので、規則正しい生活リズムを整えるためには、朝起きる時間は平日と休日とで変えないほうがいいのです。

もしそれでもお子さんが眠そうだったら、「昼寝をしてもいい」と言いましょう。いろんな方法を使って、ぜひ朝は同じ時間に起きるようにしてあげてください。

さて朝と夜、両方の生活習慣をきちんと守ったうえで、もう1つ、意識して指導する必要があることがあります。それは、「遅刻はしないようにさせる」ということです。

子どもが朝なかなか起きれない・起きたくない気持ちは非常によくわかるため、遅刻に対しても、つい甘くなってしまう親御さんも多いと思います。

「まあ、遅刻しても、学校にさえ行けるならいいよ」と言ってしまう場合も多いでしょう。しかし遅刻は、ただ「学校に遅れる」というだけではない、違う意味が隠されています。それは、「遅刻する子どもは、学校生活全体がうまくいかない」ということです。

遅刻でいろんな物事がうまくいかなくなる

学校の先生の中では有名な話ですが、「遅刻が多い学校ほど、いろんな物事がうまくいかなくなったり、乱れてしまう」というものがあります。遅刻は、いろんな問題につながってしまうということです。

例えば、遅刻によって学校の授業に置いていかれてしまうかもしれません。朝起きるのが遅くなって、健康的な生活が送れなくなり、病気がちになってしまうかもしれません。友達同士で話す時間が少なくなって、友達関係がうまくいかなくなるかもしれません。

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