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ホンダ新型「フリード」ついに3代目の姿が公開 8年ぶり刷新「エアー」「クロスター」6月発売

東洋経済オンライン / 2024年5月9日 13時0分

また、フリード クロスターは、日常使いだけでなく、休日のレジャーなど、非日常での使い勝手などを、従来のクロスターから進化させたこともポイントだ。とくに近年人気が高いキャンプやアウトドアスポーツなどの外遊びでも、ユーザーが「より余裕を持って使える」クルマになっているという。

新型のラインナップについて

新型フリードのラインナップは、現行モデルと同様に、3列シート車と2列シート車、また、3列シート車には7人乗りと6人乗りを設定する。ただし、グレード展開は変更されており、主に以下のようになる。

【3列シート車】
・7人乗り(2列目ベンチシート仕様):フリード エアー(FFのみ)
・6人乗り(2列目キャプテンシート仕様):フリード エアーとフリード クロスター(両タイプにFFと4WDを設定)

【2列シート車】
5人乗り(2列目ベンチシート仕様):フリード クロスター(FFと4WDを設定)

ここでいう2列目ベンチシートとは3人乗車(2列目シート乗車定員)が可能な仕様で、2列目キャプテンシートは2人乗車(2列目シート乗車定員)の仕様だ。現行モデルと同じなのは、フリード クロスターに6人乗り・3列シート車と、5人乗り・2列シート車の両方を設定していることだ。また、7人乗り・3列シート車は、現行モデルのフリードと同様、後継モデルのフリード エアーでもFF車のみの設定となる。

ただし、現行のフリード+に該当する5人乗り・2列シート車は、フリード エアーに設定がなく、フリード クロスター専用となる。そのため、2列シート車を希望する場合は、必然的にフリード クロスターを選択することになる。ほかにも福祉車両では、現行モデルにはフリード+に車いす仕様車、フリードには助手席リフトアップシートやサイドリフトアップを用意しているが、新型ではフリード クロスターのみに、スロープ車とリフトアップシート車を設定するラインナップへ変わっている。

パワートレインについて

ちなみに、各タイプに搭載するパワートレインの詳細は、現時点で公表されていない。ただし、現行モデルと同様に、ガソリン車とハイブリッド車の両方を設定するようだ。とくに注目なのはハイブリッド車のシステムで、現行モデルが1モーター式の「スポーツハイブリッドi-DCD」なのに対し、新型は前述のとおり、2モーター式の「e:HEV」に変更される。

e:HEVは、走行用と充電用のモーター2基とエンジンを組み合わせたホンダ最新のハイブリッド機構だ。発進や市街地の低速走行時などはモーターのみ、加速時などではエンジンで発電しモーターで走行、高速道路などでは主にエンジンの駆動力を使うというのがこのシステム。これら各モードを状況に応じて使いわけることで、優れた燃費性能とスムーズな走りを両立する。こうした最新システムにより、新型フリードのハイブリッド車がどんな走りを味わえるのか、今から気になるところだ。

新型フリードのサイズについて

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