1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

ホンダ新型「フリード」ついに3代目の姿が公開 8年ぶり刷新「エアー」「クロスター」6月発売

東洋経済オンライン / 2024年5月9日 13時0分

新型フリードは、ボディサイズも若干ながら変更されている。まず、全長は3列シート車・2列シート車ともに4310mm。現行モデルの3列シート車(フリード)は全長4265mmだから、新型は+45mmの延長になる。2列シート車の現行モデル(フリード+)は、FF車で全長4295mmだから+15mm、4WD車は全長4265mmだから+45mm伸びている。

新型フリードが全長を伸ばした理由について、ホンダは「ハイブリッド車に2モーター式のe:HEVを搭載するため」だという。従来の1モーター式よりもパワートレインが若干大型化するため、ノーズ部を伸ばすことでエンジンルームのスペースを拡張したのだ。また、全長が伸びたことで、室内にもさらに余裕が生まれており、とくに全タイプの2列目シートは、着座時に乗員のヒザと前席との間隔を+30mm拡大。また、リアのフォルムを台形デザインとするなどで、3列目の室内幅は+65mm広くなっている。

全幅では、フリード エアーが現行モデルと同じ1695mmで、フリード クロスターは、3列シート車・2列シート車ともに1720mmと、現行モデルより+25mm拡大。これにより、外観フォルムにさらなる存在感を加味している。さらに地面からアンテナまでの高さは1755mmで、現行モデル比で105mm低くなった。これは、従来のバー状アンテナをシャークアンテナに変更したことが大きな要因のようだ。ちなみに、これらボディサイズの変更により、フリード エアーは5ナンバー車のままだが、フリード クロスターは3ナンバー車に変わったという。

運転席まわりについて

一方の室内。フリード エアーが全体的に明るい印象、フリード クロスターは比較的にシックな色合いを採用する。

主な変更点は、まず、運転席と助手席に「ボディースタビライジングシート」を採用したことだ。これは骨盤をしっかり支えるフレーム構造や、厚みのあるウレタンパッドの採用などにより、長時間の乗車でも疲れにくいホンダ独自のシートだ。また、全席のシート表皮には、フリード エアーが優しい手触りのファブリック、フリード クロスターはファブリックとレザーのコンビシートを採用する。さらにファブリックの素材には、油汚れに強く、撥水効果もある「ファブテクト」を使用。子どもが室内で食べ物やジュースなどをこぼしたりしても、掃除がしやすく、油ジミなども残りにくいことが特徴だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください