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「17歳下の妻」と結婚した51歳男性の"意外な変化" 年収数千万の彼と、高1娘がいるシングルマザーが結婚

東洋経済オンライン / 2024年5月12日 13時0分

アプリで出会った看護師の奈津子さん(仮名、34歳)は沖縄生まれの沖縄育ち。19歳で妊娠して出産したが夫の浮気で離婚。高校1年生になる娘を育ててきた。和久さんによれば奈津子さんはかなりの浪費家で、結婚したときに100万円単位の借金があった。

「私が大部分を代理返済しました。現在、妻に225万円の貸しがある状態ですが、子どもを1人産むたびに100万円チャラで合意しています」

ドキッとするような条件だが奈津子さんは「(夜の)やる気が出てきた~」と笑い飛ばしているらしい。和久さんが障害者手帳を持っていることは結婚前に知り、失言癖も許してくれた。

「2回目のデートで何か買ってあげると話したのですが、一緒にお店に入って彼女が商品を手に取ったときに『本当に買うの?』と言ってしまったのです。交際に発展しなかった場合にお金が無駄になると思って……。フラれて当然の言動ですが、彼女は根に持たずにいてくれました」

和久さんは「病的な倹約家」を自認するが、「釣った魚にエサをやらない」タイプではない。むしろ、昨年末に結婚して家族になってくれた奈津子さんと娘のために経済力と行動力を大いに使っている。

「妻と娘は大のディズニーファンなので、結婚したら世界中のディズニーランドに連れて行くことを約束しました。結婚式はもちろん東京ディズニーランドのホテルです。ミッキーとミニーを呼ぶだけで数十万円もかかりましたが、娘は泣いて喜んでいました。新婚旅行はカリフォルニア、先日は家族旅行で香港のディズニーランドへ。あとはフロリダとパリですね。妻は『あなたは夢を次々と叶えてくれる!』と言ってくれています」

母親と同じく看護師を目指す娘は遠方の私立高校へ進学。その学費や生活費も和久さんが快く出した。沖縄での住居は4LDKの新築一戸建てだ。

このように書くと、和久さんの金と奈津子さんの相対的な若さを交換しただけの結婚のように見える。しかし、年頃の娘がいる奈津子さんとしては、結婚相手の経済力は前提条件に過ぎず、結婚の決め手は和久さんの真面目でユーモアもある人柄だったようだ。

「17歳も年上の相手でいいのかと友達から心配されたそうです。でも、私と一緒にいて楽しいと言ってくれています。妻はちょっと抜けているところがあって、話しているときに主語がなくて誤解を招きやすいのです。そこを私と娘が一緒にいじって笑っています。妻も私と同じぐらいふくよかなので、お腹の肉をつかんでプニプニすると叱られますけど」

似た者夫婦だからこそ、お互いに許し合える

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