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「わが子のことがわからない」解決した人の超発想 積極的に話さない子、話せない子に困る親たちへ

東洋経済オンライン / 2024年5月12日 11時0分

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家事や育児、介護などの分担をめぐって、家族間で言い争いが増えて、いつのまにか一緒にいて心地よい存在だったはずの家族が「つかれる存在」になってしまった……そんな話を聞くことがよくあります。

どうして自分の不満が家族に伝わらないの? どうしたら「つかれない家族」になれるの? そんなふうに「つかれる家族」と「つかれない家族」を考察するこの連載。

今回から数回に分けて「家族の問題を言語化することで解決する」ご家族を紹介します。家族のつかれを減らすには、対話や言語化はとても大事なことです。このご家族は具体的ないくつかの方法を実践して、対話を生み出してきました。まず今回は「子どもとの会話が成り立たない」「子どものかんしゃく」を解決する「かぞくかいぎ」を紹介します。

突然のかんしゃく…子どものことがよくわからない!

「かぞくかいぎ」を重ねてきたご夫婦に話を聞いた

息子とうまく話せず悩んでいた

初のかいぎは、子どもはしぶしぶ…

うちには合っていないかも?と思いつつも、続けた

気がつけば、おしゃべりになった息子

それでもかんしゃくはなかなか治らず

息子の口から、具体的な話がスラスラと…

息子は自分のかんしゃくをここまで理解していた

パパ側から見た、かぞくかいぎのいいところは?

大人にも意外な効果が!

気持ちを話すことで、あなたやあなたの家族を楽にする

この「かぞくかいぎ」の記事を読んで、「うちでもやってみたい!」と思った人もいれば「会社でしょっちゅう会議してるのに、うちでまで会議なんて面倒くさいよ」と思った人もいるのではないでしょうか。

ヤスコさんは、かぞくかいぎの効果に気づいてから、他の家庭のかぞくかいぎも取材するようになりました。その取材はこの東洋経済オンラインで「家族会議のすすめ」という連載にまとめられており、かぞくかいぎをセミナーなどで教える機会も増えて、連載は書籍化もされました。書籍では、わかりやすくその長所や方法がまとめられています。

でも、実際にヤスコさんがセミナーの講師をしてみると、かぞくかいぎをやってみたいという人は圧倒的に女性が多く、「夫に提案したけどいやがられた」という声も多かったそう。パパはかぞくかいぎ実行の大きな壁になりやすいようなのです。

ただ、マンガを読んでいただいてわかるように、会社の会議と「かぞくかいぎ」はかなり違います。会社の会議では生産性や結論が求められますが、かぞくかいぎはただ話すこと、そして聞くことが大事。むしろ、会社の会議のように、合理的に結論を出すことを求めると、子どもを追い詰めてしまうこともあります。このご家庭では、フォームに書く時間を5分~10分程度、発表する時間は10分~20分、子どもたちが飽きたかんじになったら終わり、くらいのゆるさでやっていたとか。

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