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部下と信頼関係を築く「傾聴」の実践ポイント3選 1on1を成功に導くコミュニケーションスキルとは

東洋経済オンライン / 2024年5月14日 17時0分

傾聴実践のポイント2:聴いた内容を口外しない

傾聴を実践する上では、相手が「この人なら何を話しても大丈夫だ」という心からの安心を感じることが重要です。そのため、社内における守秘義務の有無とは別に、「ここで聴いた話は口外しないので安心してください」など、聴いた内容を口外しないことを事前に伝え、それを守ることが大切です。

1on1の中では、社内の人間関係や噂話など繊細な話題も扱われるため、このような配慮が重要となるのです。ただし、犯罪に関わる話題などは例外となりますので、社内の関係機関に相談をするようにしてください。

重要なのは「言葉にならない言葉」を受け止める力

傾聴実践のポイント3:五感を駆使して聴く

より深いコミュニケーションのためには、相手の発する様々な情報を逃さず受け取ることが大切です。つまり、五感を駆使して話を聴くということです。

具体的には、相手の話す言葉の意味だけではなく、声の大きさや速さ、目の動き、腕を組む、何度も頭をかくなどといった仕草、表情や姿勢、さらには全身から感じられる雰囲気や印象など、五感を駆使して心のアンテナを立て、相手が無意識的に発信している言葉にならない言葉に耳を傾ける必要があります。

そうすることで初めて、相手は今どのような思いや感情を持っているのか、本心で話しているのかなどが伝わってくるようになるでしょう。

寺内 健朗:グロービス

島田 友和:「ワ☆ノベーション」代表/総合心理教育研究所学術客員研究員/リヴァトレ(公認心理師)

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