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意識したいのは誰かに「搾取」されずに生きる道 ネガティブ情報をわざわざ伝えにくる人は注意

東洋経済オンライン / 2024年5月16日 15時0分

相手の行動は変えられない。自分の行動を変えていく。

そんなふうに分けて考えることが有効です。

気持ちは受けとっているんだから、罪悪感はもたなくてもいいのではないでしょうか。

「相手からしてもらったことに全部応えなきゃ」となると、「他人のために生きている自分」「他人の思いどおりになっている自分」になってしまいます。

相手にはしたいことをさせておく。

自分は相手のために生きなくていい。

というバランスが大事ですよね。

「誰のためならがんばれるか」

「自分を搾取させない生き方」は大切です。いい人で真面目な人って、ついつい他人から「搾取されてしまう」ような人間関係になってしまうこともあったりします。

・明日も仕事なのに、相談の電話がかかってきて夜遅くまで話を聞いてしまう

・困っている身内に10万円を貸したけど、なかなか返ってこない

・自分ばかりに仕事が集中してしまう。仕事量が多くてつらい

・仕事も子育てもあるのに、義父母の介護もお願い、といわれてしんどい

こういうときに大事なのは、「自分は自分のために生きていい」という感覚です。誰かに搾取されないよう、繰り返し自分に言い聞かせてください。

ただ、もう一方で考えたいのは、逆に「期待に応えたい人」の存在です。すべての人の期待に応えないのは、それはそれでさみしいですよね。

「この人の期待には応えたい」「この人のためなら、ある程度自分が我慢してもいい」という人っていますよね。

「パートナーや子どものためならがんばりたい」「尊敬する上司の期待には応えたい」といったことです。

大切なのは、「誰のためならがんばれるか」をちゃんと考えておくことだと思います。

そこを考えておくと、流されて搾取されて苦しくなってしまうのを避けられるようになるのではないでしょうか。

「自分が与えたい人」と「与えちゃダメな人」を線引きするのって、けっこう重要だったりします。

そして、これは、「人」じゃなくて「行動」でも考えることが大切です。

・夜22時までなら、相談の電話を受ける

・お金は貸さないけれど、本当に困っているなら1万円までならあげる

・残業は2時間以内、それ以上続いたら上司に相談する

・義父母の介護は週2回までにする

こんなふうに、「自分はここまでならやれる」というマイルールをつくってもいいですよね。

マイルールがあると、少し「コントロール感」がもてます。

「コントロールできる」と思うとふっと心がラクになりませんか。これってけっこう大事なポイントです。

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