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人気スタイリスト、「映える服」1点投入が賢い選択 金子綾、30代以降おしゃれで気をつけたいこと

東洋経済オンライン / 2024年5月17日 12時0分

また、スタイリスト歴も22年になるとちょっと貫禄が出てきてしまった気がするので、周囲を威圧することのないように、いつでも親しみやすい人であれるように、という自戒もこめて甘さを取り入れています。

ジュエリーも、今は柔らかな印象を与えるパールをよく身に着けていますね。

ジュエリー、時計、鞄…高級品の選び方

——ジュエリーや時計、バッグは一生かけて使える分、高額な買い物になりがちです。金子さんは、どのように選んでいますか? 

いずれも、買う時の決め手は60代、70代になっても愛用している自分を想像できるかどうかです。

ジュエリーで言うと、今はパールを着けていますが、だんだん顔周りの輝きを維持できなくなってきたら、もっと大粒のものに変えるかもしれません。

若い時は大きなジュエリーをたくさん身に着けているおばあさまたちの姿が謎めいて見えましたが、光と華を足したかったその気持ち、今ならよくわかります。

——では、時計選びはいかがでしょう?

時計は、その人のイメージに直結するもの。どんな時計を選ぶかによって「その日、どんな自分で過ごすか」が決まると思っています。

例えば、甘いファッションに甘い時計を足して全体的に甘くするパターンもあれば、ロレックスの大きな時計を足して「甘いだけではございません」と意思表示をするパターンも。たとえ誰も見ていなくても、こうした遊びが楽しいんです。

もともと時計が好きだったこともあり、昔からロレックスやカルティエ、シャネルなどの高級腕時計を少しずつ買い揃えてきました。それこそトレンドがないので長く使えるし、娘ができた今はいつか子どもたちに譲ってもいいかな、と思っています。

——バッグはどうですか?

ジュエリーや時計と同じく、おばあちゃんになっても使っていたいと思えるものだけを厳選しています。若い頃に集めたバーキンやシャネルのバッグは今でも重宝しているので、振り返ればとてもよい投資になりました。

当時は、まさかこれほど価格が高騰するとは思いませんでしたが、長い目で見てやっぱり欲しいと思えるなら多少高額でも思い切って購入し、財産にするとよいと思います。

また、ブランド物以外のバッグで言うと、オン・オフどちらも使えるデザインもたくさん登場しているので、通勤では肩にかけて、休日では斜めがけにして……と幅広いコーディネートを楽しむのも手です。

——これから50代を迎える自身の服選びは、今後どう変わっていくでしょうか?

基本的には今と変わらないと思います。でも、グレーヘアになったら似合う服もまた大きく変わるでしょうね。とくに60代から先は個として完成している世代だから、もう何を着ても似合う気がして。

今はなかなか着られないショッキングピンクのトップスに鮮やかなグリーンのパンツを合わせても可愛いでしょうし、ハードな印象の革ジャンを着こんでもきっとステキ。

そう考えれば、年をとるのも悪くないなって。だから、高齢になってもジャケットをサラッと羽織れるくらい健康でいることは今後の目標ですね。

矢口 あやは:ライター

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