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手軽!カプセル式コーヒーメーカー「注目の3機種」 「上島珈琲店」「ドトール」「辻利」のカプセルも

東洋経済オンライン / 2024年5月23日 11時0分

(写真:筆者撮影)

昨年からカプセル式コーヒーメーカーの新モデルが複数登場している。簡単に本格的なコーヒーを淹れられることが魅力で、以前は家電量販店やデパートで販売されていたコーヒーカプセルが公式ネットショップで手軽に買えるようになったことも、再注目されている理由のひとつだ。本稿では、実際に使ってみて気に入ったカプセル式コーヒーメーカー3製品を紹介する。

【写真】カプセル式コーヒーメーカー、注目の3製品とは?

カプセルが豊富でユニーク、使い勝手も抜群

KEURIG(キューリグ)は日本での知名度は低いものの、全米では高いシェアを誇っているメーカーだ。

魅力のひとつはカプセルの種類が多いこと。20ブランド以上の有名カフェとコラボし、コーヒーや紅茶・緑茶などさまざまなドリンクのカプセルを展開している。カプセルは長い筒状で、あえて中に豆が膨らむ空間を空け、蒸らしながら抽出する。

モカブレンド、キリマンジャロといった定番のカプセルはもちろん、「上島珈琲店」「PRONTO」「丸山珈琲」「ドトール」といった、有名カフェのカプセルや紅茶なども豊富で選ぶ楽しみがある。KEURIGはアメリカのメーカーだが、カプセルはすべて日本で製造しており、味も日本人向きにアレンジしてある。

「KB-01」は、日本では約4年ぶりとなる新モデルで、前モデル「BS300」と比較すると重さが約1kg軽く、幅が10cmと半分程度になり、スリムでコンパクトになった。また、前モデルでは電源を入れてから抽出するまで約30秒かかったが、新モデルでは約15秒と半分の時間に短縮されている。

また、通常の抽出に加え、ゆっくり抽出することで濃いコーヒーが味わえる「ストロングモード」も選択可能だ。

湯量は70mL、140mL、200mL、240mLから選択できるが、水タンクは500mLしかなく、対応しているのは1~3杯分。コーヒーメーカーの中では容量がかなり小さく、片手で持てるサイズで持ち運びもお手入れもラクだ。ただ、1人や少人数で飲むのにはちょうどよいが、家族や友人など、複数人で飲む場合は何度も水を補充しなければならない。大人数で楽しむ機会が多い方なら、水タンク1500mLの前モデルのほうがおすすめだ。

カプセルは公式サイトから購入できる。コーヒーは32種類(限定も含む)と多く、紅茶は6種類、お茶は5種類。1箱(12個入り)1425円~2592円。丸山珈琲のスペシャルティコーヒー「ゲイシャ」は4665円。合計5000円以上の購入で送料無料、5箱選べる定期便(丸山珈琲のゲイシャはのぞく)は6480円。毎月・2カ月ごとの5日/15日/25日、20日ごと・30日ごと・45日ごと・60日ごとなど、配送サイクルが柔軟だ。

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