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優秀な人ほど要注意「老害化」の意外な"心当たり" 簡単なチェックリストで「兆候」を把握しよう

東洋経済オンライン / 2024年5月25日 6時50分

そのコミュニティからはじき出されてしまったら、精神的に大きなダメージを受けるでしょう。同世代だから、お互い気持ちをわかってくれている――これは大きな間違いです。高齢者ほど、同世代間に誤解や齟齬が生まれやすいことを、念頭に置いておくようにしましょう。

加齢とともに上がっていく「老害レベル」

年をとると誰もが「老害」と言われるようになる可能性があるということに、気づき、受けとめる姿勢になることが何よりも大切です。

「自分はまだまだ若いから大丈夫」

これは禁句と考えてください。老害力は誰にでも備わっており、加齢とともに老害レベルが上がっていくということを、決して忘れないようにしましょう。

老化は何も悪いことではありません。それをどうとらえ、どう対処していくかによって、あなたの人生は大きく変わっていくのです。行動ひとつで、若い世代からも、同世代からも、きっと老害とは思われなくなるでしょう。

誰もが老害になる可能性があるわけですが、もちろんそれは一律同じではなく、なりやすい人とそうでない人がいます。その違い、知りたいですよね。

エビデンスがしっかりしているわけではなく、あくまで私の経験にもとづく結論ですので、その点はあらかじめご承知おきください。ですが、だいたい合っていると思います。

まず、若いころから対人トラブルをよく起こしてきた人は、老害になりやすいです。とくに、性格がせっかちだったり、怒りっぽかったり、神経質だったりすると、その傾向は強くなります。あと、正義感の強すぎる人も、ここに含まれますね。

年をとると感情的になりやすくなり、このタイプの人たちは相手の行動が気に入らなかったり、間違っていたりすると感じると、すぐに態度や口に出してしまうからです。

年齢を重ねて、もともと持っている性格が先鋭化してしまうんですよね。
自分では「このタイプには該当しない」と思っていても、若いころに誰かと口論をしたり、お店のスタッフや会社の部下を一方的に注意したり、というような経験に心当たりのある人は要注意です。

自分は高いレベルの老害力を秘めていることを認め、警戒を怠らないようにしましょう。

なぜ女性は大きな老害トラブルになりにくいのか

性別で見ると、「老害」と呼ばれるのは女性よりも男性のほうが圧倒的に多いことは間違いありません。おそらく、男性のほうが何かにつけてプライドが高く、「他人の目」を気にするからでしょう。いい格好をしたい。あるいは、馬鹿にされたくない。そういう思いが、すぐにクレームをつけるなど、老害的行動をとる元凶になります。

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