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自分好み楽しむ「本格コーヒーメーカー」の奥深さ 美味しさにこだわる人に知ってほしいポイント

東洋経済オンライン / 2024年5月29日 8時0分

本モデルのデザインで特徴的なのが、ドリッパー上部が開放されている点。コーヒー抽出中にドリッパー内をしっかり目視できるので、コーヒー豆が膨らむ様子や抽出中の香りの変化まで楽しめる。「抽出する工程」まで楽しむことをデザインしているモデルなのだ。

コーヒーの何を楽しみたいかで選ぶモデルは変わる

「手間」に関しては、高級コーヒーメーカーは両極化している。豆を挽くことから抽出までを全自動化した「手間なし」マシンがある一方、あえて手間をかけることで「コーヒーを淹れる」という行為を楽しめる趣味性の高いモデルも増えた。

中でも究極の趣味性を追求したモデルといえるのが、ゴートストーリーが発売するスマートコーヒードリッパー「GINA」(以下、GINA smart)だろう。

GINA smartは重量計と一体化したスマートフォン連動式のドリッパーだ。このため、コーヒーメーカーというジャンルで販売されているが、コーヒーの抽出には自分の手でお湯を注ぐ必要がある。

使い方はシンプルで、ドリッパーにコーヒー豆を投入すると台座に内蔵された重量計が最適な湯量を計算。あとは連動したスマートフォンが表示する「残り湯量」と「お湯を入れるタイミング」にあわせてお湯を注ぐだけ。

気に入った味に巡り会えたら、水と粉の比率や蒸らし時間、抽出時間を専用アプリに保存できるほか、世界中のGINAユーザーのレシピを利用することも可能。

ハンドドリップは蒸らし時間を入れると1杯5分近く必要になるため、慌ただしい朝に利用するのには向かないが、自分好みのコーヒーの味をじっくり追求したい人にはとくに向いているだろう。

「コーヒーを美味しく飲む」ことを目的とし、手間を極力減らしたいという人も多い。抽出後のお手入れの手間まで軽減したいならば、カプセル式のコーヒーメーカーも選択肢に入る。

例えば、UCC上島珈琲の「UCC DRIP POD YOUBI」はカップに直接コーヒーを抽出。抽出後はホルダー内のカプセルを捨てるだけと、片付けの手間いらず。

専用カプセルにはブルーマウンテンやハワイコナといった高級豆も選べるほか、スマートフォンと連動させることでコーヒーのスペシャリストが作成した「プロレシピ」による抽出方法が選べる。同じカプセルでも抽出方法を変えることで、専門家が監修した異なる味わいのコーヒーが楽しめるのだ。

抽出方式からコーヒーメーカーを選ぶという手も

コーヒーの抽出方法には水(熱湯)をコーヒー粉に通過させる「透過法」と、粉を一定時間水(熱湯)に浸す「浸漬法」の大きく2つがある。ここまで紹介したのは、お湯を注いでコーヒーを抽出する一般的な透過法をつかったドリップ式コーヒーメーカーだ。

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