1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

自分好み楽しむ「本格コーヒーメーカー」の奥深さ 美味しさにこだわる人に知ってほしいポイント

東洋経済オンライン / 2024年5月29日 8時0分

透過式には、これ以外にも圧力をかけてコーヒーを抽出するエスプレッソがある。エスプレッソは圧力をかけて一気にコーヒーを抽出するため、旨味はありつつも雑味が出にくいのが特徴。また、ドリップコーヒーよりカフェインが少ないといった特徴もある。

エスプレッソマシンには手動式やセミオートなど複数のタイプがあるが、毎日手軽に飲みたいなら全自動タイプが手軽。中でも、世界的シェアトップを誇るデロンギの「全自動コーヒーマシン」シリーズは、日本人好みのドリップコーヒーのような味を再現した「カフェ・ジャポーネ」といったメニューを持つことで人気だ。

このほか、上位モデルになるとフワフワのフォームミルクを使ったカプチーノやマキアートなどのアレンジコーヒーもボタン1つで作れるようになる。「自宅でドリンクバーのような体験がしたい」というニーズに応えてくれるモデルなのだ。

手間をかけてでも抽出過程を楽しむという選択

一方、浸漬法コーヒーの代表といえば、喫茶店などで見かけるフラスコを使ったサイフォン式コーヒーだろう。サイフォン式はコーヒーの粉を一定時間熱湯に浸してからろ過する方式のため、豆本来の特徴を引き出しやすい方法ともいわれている。

このサイフォン式の抽出方法を採用したコーヒーメーカーといえば、タイガー魔法瓶の「Siphonysta(サイフォニスタ)(ADS-A020)」だ。専用シリンダーの下にコーヒー粉、上に水をセットすることで、蒸らしから浸漬、攪拌、ろ過までを全自動で行ってくれる。

シリンダーが透明なので、粉が攪拌される様子や、コーヒーが下シリンダーから上シリンダーに噴き上がる工程を見るのも楽しい。抽出後のお手入れは少し複雑だが「サイフォン式の抽出過程まで楽しみたい」という世界中のユーザーから注目を集めているコーヒーメーカーなのだ。

自分のコーヒースタイルにあわせて選ぼう

ここまでの解説でわかるように、実はコーヒーメーカー「これを買えば正解」というものはない。

例えば、普段はボタン1つでコーヒーが淹れられる「デロンギ エレッタ エクスプロア 全自動コーヒーマシン」、週末はGINA smartでゆっくりとコーヒーを淹れつつ自分の好みを追求するなど、自分のライフスタイルにあわせたモデル選びが重要なのだ。

これからコーヒーメーカーの購入を考えているなら、まずは「自分がどのようにコーヒーに向き合いたいか」を一度考えてほしい。

倉本 春:家電ライター

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください