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新型フリードの価格/装備/燃費をシエンタと比較 大幅に上がった価格に対してお買い得度は?

東洋経済オンライン / 2024年5月30日 12時0分

フリードのエアーEX 6人乗り ガソリン車(269万7200円)に相当するシエンタは、「Z 7人乗り」で268万6600円だ。

フリードと違ってシエンタにアルミホイールは付かないが、ハイビーム使用時でも対向車の幻惑を抑えるアダプティブハイビーム、ドライバー異常時対応システム、10.5インチサイズのディスプレイオーディオなどが標準装着され、装備の充実度ではフリードを上まわる。

ただし、フリードには、2列目シートがベンチシートに加えて人気の高いセパレートシート(キャプテンシート)も用意され、内装自体の質感も高い。シエンタの2列目シートは、ベンチシートのみになる。また、SUV風の外観が選べるのは、フリードだけだ。

N-BOXというライバルもいる

これらの付加価値の捉え方により、フリードとシエンタの選択は決まる。小さくてもミニバンであることを大切にするならフリード、ボディサイズを含めてコンパクトカーに近い馴染みやすさや、充実装備で選ぶならシエンタだ。

それでも前述の通り、フリードの価格の高さは否めない。シエンタも2024年5月の改良で値上げされたが、新型になってフリードは一層高くなった。

そこで改めて国内で販売されるホンダ車を見ると、全体の40%近くが軽自動車の「N-BOX」で占められている。N-BOXの中心価格帯は160万~200万円で、4人乗りとなるが室内は十分に広い。

N-BOXを始めとする軽自動車の高い人気は、価格が上昇した小型/普通車に対する不満の裏返しなのかもしれない。

【写真】新型フリードとシエンタの内外装を見比べる

渡辺 陽一郎:カーライフ・ジャーナリスト

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