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「衣装箱に鉄アレイ」入れて捨てる人に言いたい事 「ごみと掃除の習慣」は人生の縮図といえる訳

東洋経済オンライン / 2024年5月31日 15時0分

「ごみの分別」という日々の小さなことから、環境問題にも意識が向くかもしれない。ここまでくれば、衣装ケースにお掃除ロボットや鉄アレイを入れて出すなんて発想はなくなると思います。

こう考えると、「ごみが人生の縮図」だっていうのも、あながち言い過ぎじゃないというか、むしろちょっとうなずけるんじゃないかな。自分の出したごみを振り返って、今の自分の生活を、そして人生を振り返ってみてほしいです。

もし誰も掃除をしない世界があったら

日本の小学校や中学校では掃除の時間があります。せっかくチャンスがあるのに、どうしたらラクに楽しく掃除ができるか、掃除をするとどんなにいいことがあるのかといったことはあまり教えられていませんよね。

ですから、「掃除をしましょう」と言うと、

「どうして掃除をしなくちゃいけないんですか?」

子どもならこんな質問をしてくるかもしれません。子どもは素直ですから。でも大人でも、言わないだけで同じことを思っている人はいるかもしれないですよね。

極端なことを言えば、生活の中で掃除は義務ではありませんから、「掃除をしなくても生きていけます」。

でも、想像してみてください、誰も掃除をしない世界を。

道はポイ捨てされたごみであふれ、あっという間に町全体がごみと悪臭でいっぱいになるでしょう。

人間は食べなければ生きていけませんが、家のキッチンも雑菌だらけ。そんな場所でつくられた料理が、ホコリまみれのテーブルに運ばれてくるとしたら……。その料理をあなたは食べられますか? 想像するのもいやでしょう。

そんな世界で生きていきたいと思いますか? 生きていけるかもしれませんが、生きた心地はしませんよね。まるでホラー映画の世界です。

滝沢 秀一:ゴミ清掃員、お笑い芸人

新津 春子:環境マイスター 世界一のカリスマ清掃員

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