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「誰に何を聞くか」しだいで人生は大きく変わる 知りたいことがあれば、臆せず聞きに行こう

東洋経済オンライン / 2024年6月5日 10時0分

しかし、実際に話をしてみて感じたのは、「こんなふうに会ってくれるような人だからこそ、成功しているのだ」ということです。損得抜きに、同じ業界に入ってくる後進の面倒を見るような人だからこそ、成功をつかんでいるのです。

逆に言えば、人をむげに扱ったりするようでは、成功はおぼつかない、ということなのでしょう。

ですから皆さんも、何か知りたいことがあったなら、恐れず聞きに行くべきです。

礼儀さえ守ればあなたが思う以上に門戸は開かれている

「そうはいっても、自分は、相手に役立つ情報を何も持っていない。本当にアドバイスを聞くだけの面会になってしまって、失礼ではないだろうか」という人もいるかもしれません。

それでも、「私はこういう現場で、こういうことを実践しています」とか、「僕はこんな研究をしていて、今のところこんな結果が出ています」とか、少なくとも「私はこのようなことをやりたくて、このような計画をしています」ということくらいは話せるでしょう。

私も今、話を聞かれる立場になって思いますが、そういう新しい取り組みの話を聞くだけで、相手は十分なのです。それで年代の違う人からの視点や、最新情報を得られるだけで十分対等な取引になると思います。

ただし、一度会ったあとは、その後どんな展開や進捗があったかを連絡したり、報告したりしておくのが礼儀です。聞きっぱなしで、「その後どうしたんだろう?」と思わせるのが一番失礼です。

特に、誰かを紹介してもらったときは、会ってどうだったかももちろん報告してください。紹介した先との関係もありますから、こちらが思う以上に首尾を気にしているものです。こうした礼儀さえ守れば、会いに行くことを恐れないことです。あなたが思う以上に門戸は開かれています。

多田 智裕:AIメディカルサービスCEO

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