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「人生いろいろ」価値ある出来事を見抜ける方法 嫌な出来事を好機に変えて人生を好転させる

東洋経済オンライン / 2024年6月6日 19時0分

あなたも「いったい何が正しいの⁉」と思ったことがあるのではないでしょうか?

情報だけではありません。生き方の選択肢も増えました。何の仕事をするのか、結婚するのかしないのか、賃貸か持ち家か、リモートか出勤か……。これだけ選択肢があると、選ぶだけでも大変ですよね。

情報量が多く、迷いやすい今の時代は、あえて絞ることで決めやすくすることが大切です。

毎週の振り返りで、絞るトレーニングをしていきましょう。

自分にとって大切なものは何か。このシンプルな問いを毎週自分に問い続けることで、自分の優先順位が浮き彫りになって大きな決断ができるようになっていきます。

絞るスキルを高めるメリットはもうひとつあります。

自分の優先順位がわかると、関心のアンテナが立ちます。そうすると、関連する情報が集まり、瞬時に反応することができるようになります。

「赤い車を買ったら、急に街中で赤い車が目につくようになった」「自分に子どもが生まれたら、他人の子どもに目がいって、世の中に子どもが増えたのかと錯覚してしまう」。これは、RAS効果と呼ばれるものです。関心のアンテナが立つと情報に敏感になって、より目に入りやすくなるのです。

点と点がつながって思いもよらぬ未来にたどり着く

●出来事を「つなげる」スキル

つなげるスキルは、自分に起きる出来事が、次にどうつながっていくのか、関連性を見つけ出すものです。

自分に起きる出来事は、次の出来事へつながっていきます。

アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズの有名なスピーチの中で語られた「コネクティング・ザ・ドッツ」という言葉があります。これは、「人生は点と点がつながるように出来事がつながって、思いもよらぬ未来にたどり着く」という話でした。

でも、私たちはどの出来事がどうつながっているのか知らずに生きています。

実際に出来事をノートに記録する習慣をつけ、振り返ってもらうとわかるのですが、出来事は、1本の線で綺麗につながっているわけではありません。意外なつながりがあったり、複数のつながりが交わったりと、ごちゃごちゃに絡み合いながらつながっています。記録なしには、何がどうつながったかを見ていくことは不可能でしょう。

だから、ノートに記録して、自分の目でつながりを確かめていきます。

つながりを見ることで得られるメリットがあります。

「わらしべ長者」が教えてくれるつながりの大切さ

日本の昔話「わらしべ長者」が、つながりの大切さを教えてくれる話なので、この話をもとにお伝えしたいと思います。

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