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デニーズの担々麺、登場から30年超で人気爆発の訳 SNSで「ガチすぎ」と度々バズ、定着までの苦難の道

東洋経済オンライン / 2024年6月7日 10時0分

ドリンクバーがあり、駅という生活動線のハブに店舗があることから、日中のちょっとした休憩や、団らんに使う人が多い店舗なのかもしれません。

デニーズではよく有名店とコラボしており、この日は「サダハル・アオキ・パリ」とのコラボメニューがありました。

とりあえず、今回のメインである胡麻香る四川風担々麺に鶏の唐揚げとミニごはんが付いたセットを注文。加えて、デニーズの代名詞ともいえる「BEEFハンバーグステーキ」と、石窯ブールも注文してみましょう。

到着を待ちながら、メニューを眺めます。サラダにハンバーグ、ステーキ、和食にパスタ、デザートなど、見ていて飽きません。

そうこうしているうちに、続々と商品が到着しました。

まずはBEEFハンバーグステーキです。ハンバーグとして一般的な円形ではなく、楕円型が特徴のBEEFハンバーグステーキは、食べ応え抜群。噛んだときに肉らしさを強く感じ、旨みも詰まっています。

石窯ブールは、ハードパンチックな見た目に反して、手で割って食べるとかなりフワフワな口当たり。噛むともっちりとした食感があり、ハンバーグとの相性抜群です。

辛いものが苦手でも安心「心地よい辛さ」な本格担々麵

いよいよ、担々麺をいただきます。見た目はかなり本格派。色味も赤く、辛いものが得意ではないため緊張しながら一口。

まず感じたのは、辛味ではなくゴマの豊潤な風味でした。そこにやや遅れて塩味、さらに辛味とシビレが駆け抜けます。見た目とは裏腹に、かなりマイルドな味わいに感じました。とはいえ物足りないという感じはなく、ゴマのコクが辛みをいい塩梅に抑えているといった感じ。

辛いものは、最初「あれ、辛くないかも」と感じても、食べているうちにどんどんと追い打ちをかけられて最後は口の中が燃え盛ってしまうこともあるのですが、この担々麺はそんなこともありません。終始、程よく心地よい辛さで食べ続けられます。

具材は肉みそと、ほうれん草。肉みそはひき肉とタケノコ、シイタケを確認できました。甘辛い味付けで、スープとよく調和しています。ほうれん草も単なる青味にとどまらず、味が濃く存在感を発揮しています。

唐揚げと一緒に、大事な大事なミニごはんと一緒に食べ進め、あっという間に完食です。スープとごはんの相性抜群でした。

ルーツは米国、日本の朝食文化に影響を与えてきた?

あらためてデニーズの紹介です。もともとアメリカのチェーンで、日本に進出したのは1974年と、2024年で50周年の節目を迎えています。

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