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エーザイ、「37年目トップ」に迫る2つの"後継問題" 認知症薬の成長急ぐ中で発表された注目人事

東洋経済オンライン / 2024年6月13日 7時20分

創業者の孫に当たる内藤CEOが3代目社長となったのは1988年、40歳のときだった(2014年から取締役兼代表執行役CEO)。当時、売上高2000億円に満たなかったエーザイを、認知症とがん領域に絞ることで成長させ、現在の規模にまで育て上げた。

内藤CEOは2016年に、2025年度までの10カ年の中期経営計画を公表している。その際には自らのCEOの任期について、「いつまで……とは全然考えていないが、10年いたら、それは大変なことになる」と発言していた。

次のステージに突入する2026年度は、レンビマの物質特許が切れる一方、レケンビの成長によって全社売上高1兆円達成を目指す節目の年だ。このタイミングを意識して、内藤CEOが後継者育成を進めている可能性もある。

レケンビの販売を軌道に乗せ、次の世代に経営をバトンタッチできるのか。エーザイにとってこの1~2年が、重要な局面となる。

兵頭 輝夏:東洋経済 記者

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