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難関資格「たった1年で合格」の"神スケジュール" 多くの資格を取得して人生の選択の幅を広げる

東洋経済オンライン / 2024年6月14日 19時0分

一般企業についても、公認会計士資格を保有していれば、多くの一流企業への転職が可能です。

[2016年8月] 宅地建物取引士試験に合格

勉強期間は約1か月、不動産会社への転職や独立開業が可能になった

すでに独立開業しており、「いつか使うかもしれない」程度の考えで受験しました。

合格後もとくに資格を使うことはありませんでしたが、業務上、宅建業の登録が必要になったため、取得した資格を使って不動産業を始めました。

もし就職を考えた場合は、不動産会社に就職が可能で、多少の手当も得られると思います。

こうして振り返ると、個人的な経験では、転職にもっとも役立ったのはTOEICで、独立開業に役立つのは司法書士と公認会計士でした。

転職時に資格があると、一定の能力を保有していることを証明できるため、選択肢が広がるでしょう。

私の例では、英語を日常的に使用する外航海運会社については、TOEICのスコアを保有していたために転職できたと思います。

前提知識の差があるため一概には言えないものの、着目してほしいのは、どの資格も1~2年ほどで取得できている点です。

TOEICと行政書士については、ほぼゼロの状態から始めたので、これから勉強を始める人でも、1年で資格試験に合格することは十分可能です。

あくまで個人的な意見になりますが、宅建士や行政書士、TOEIC800、税理士の簿記論・財務諸表論などは1年間で合格可能であり、司法書士試験や公認会計士試験は、丸1年での合格は難しいと思います。

■「たった1年で合格する」スケジュール

これまでの内容を踏まえ、1年で合格するスケジュールを考えてみましょう。

これからお教えするスケジュールの組み方は、基本的にどの試験でも使えるものです。

【勉強開始前】

繰り返し書いていますが、第一にやるべきは、「過去問のチェック」です。

これは、「資格試験に合格する」という目標を達成するための、最終到達点を確認することです。

合格基準も必ずチェックしましょう。

相対評価で受験者の上位10%ほどが合格する試験もありますし、ほかの受験者に関係なく一定の点数を取れば合格する試験もあります。

試験によって、身につける知識レベルが変わるので、勉強を始める前に必ず見ておきましょう。

一般的に、資格試験は、試験制度変更などの予告がなければ、前年と大きく出題形式や難易度が変わることはありません。

直近数年分の過去問が時間内に問題なく解けるようになれば、合格レベルに近づいていると考えてよいでしょう。

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