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竹下通りが外国人と母娘連れのワンダーランド化 カワイイ系ファッションの女子高生はどこへ?

東洋経済オンライン / 2024年6月15日 12時0分

「Where are you from?」「What brought you to this shop?」

すると、きょとんとした顔。あれ? 違ったか……。「どちらからいらしたのですか」と聞き直すと、小さく笑いながら「東京です」。

思い込みは恐ろしい。勝手にアジア系と思い込んでいただけだった。あらためて「何が目的でこんなに並んでいるんですか」と尋ねると、「哺乳瓶ソーダが人気になっているので、娘がどうしても飲みたいというものですから」とのことだった。

ところで哺乳瓶ソーダってなんだ?

その場を離れてあわててスマホでチェックする。同店は原宿系動画クリエイターがプロデュースしている「原宿をざわつかせるスイーツショップ」とのことで、哺乳瓶ソーダは哺乳瓶のようなボトルに入ったソーダで数種類ある。甘い紅茶の「しなこん茶」も。

このほか「3色綿あめ」「うんちっちソフトクリーム」などが人気メニューで、店内にはオシャレな撮影スポットがあり、そこでインスタ用に撮影するのが流行りのようだ。

マイクロブタさんとふれあえるカフェ

母娘集団を離れ、一歩路地裏に回ってみた。静かな雰囲気の路地を進むと外国人一家が玄関先にあふれている。近づいてみると「mipig cafe」の看板が。

「マイクロブタさんとふれあいができる日本初のマイクロブタカフェ」という説明ボードには、説明文が日本語と英語で表示されている。大学生ぐらいの息子さんを含むアジア系家族連れが、玄関先で受け付けを待っていたのだった。店内には欧米系のグループの姿も見受けられた。

外国人はペットが大好きなようで、明治通り沿いにあるペットショップにも人だかりができていた。小さなケージに入ったペットを間近で見られるのは日本ぐらいだからなのか、なかなかその場を離れない女性もいた。

外国人グループと日本の母娘カップルの行動観察に疲れ、一時竹下通りを離れて明治通りをラフォーレ方面に進み、中央教会のある路地に入る。ここにおいしい食堂があるのだ。

「ちょい呑み食堂 まさや」の看板がかかっている。訪れたのは12時半過ぎ。数組が順番待ちをしているところに並ぶ。次というところで、週替わりの定食が売り切れに。狙っていただけに残念だ。

1000円未満のボリュームたっぷりランチ

待つこと5分で店内に案内され、メニューをじっくり見る。フライ定食、魚、丼もの、焼肉定食など多彩なメニューはどれもボリューム満点で、ほとんどが1000円以内とリーズナブル。悩んだ揚げ句、チキンカツカレー丼800円(税込み880円)を注文。やがて運ばれてきた丼を見て唖然とした。カツが大きすぎてカレーとご飯がほとんど見えない。

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