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謎の黒船?コスタコーヒー「680円朝食」の実力は… コカ・コーラと双日がタッグを組んでいる

東洋経済オンライン / 2024年6月15日 7時0分

つまりはこの「コスタコーヒー」は、日本国内の清涼飲料業界ではシェア1位を誇る「コカ・コーラ社」と日本七大商社の「双日」がタッグを組んでいるということ。なにやらここからシェアが伸びそうな気配がプンプンしています。

コスタコーヒーのモーニングは3種類

「コスタコーヒー」のモーニングメニューは3種類。提供時間は開店時間の朝7時から11時まで。いずれも税込680円で、パンとコーヒーのセットです。

・クロワッサン&ドリンクセット
・シナモンロール&ドリンクセット
・ミートポテトパイ&ドリンクセット(期間限定)

ドリンクは、ドリップコーヒーもしくはアイスコーヒーのSサイズです。料金を追加することで、サイズアップや、ラテを選ぶこともできますが、紅茶やジュースなどはセットドリンクの対象ではありませんでした。

セカンドウェーブとは異なる華やかで濃厚なコーヒー

「スターバックス」は1996年に銀座に日本1号店を出店。1990年代後半にトレンドとなり、その後大ブームを巻き起こし、爆発的に規模を拡大しました。スタバのような深煎りで苦くてコクのあるコーヒーは、セカンドウェーブコーヒーと呼ばれます。

2015年に「ブルーボトルコーヒー」が清澄白河に日本1号店を出店。浅煎りの酸味の強いフルーティーなコーヒーが特徴で、サードウェーブコーヒーのブームの火付け役となりました。

「コスタコーヒー」は、このどちらでもない感じで、強いて言えばサードウェーブに近いかな? と思いました。飲んでまず感じるのは「濃厚なコーヒーだなぁ」ということ。濃度も濃ければ味も濃い、しっかりとコーヒー豆の風味が残る、華やかさのあるコーヒーです。

ドリップコーヒー、アイスコーヒーともに、苦味も酸味も兼ね備えておりながら、どちらかに大きく味を振ることはなく、均整のとれたしっかりした味わいに仕上がっていました。一口飲むとけっこうガツンとくるので、ゴクゴク飲むというよりはじっくり飲むコーヒーです。

お得感で選ぶとミートポテトパイに軍配

モーニングセットの価格は3種類一律で税込680円ですが、パンの単品価格は3種類ともバラバラです。クロワッサンは税込380円、シナモンロールは税込440円、ミートポテトパイは税込650円。

セットのコーヒーSサイズの価格は税込440円なので、クロワッサンなら140円値引き、シナモンロールなら200円値引き、ミートポテトパイなら410円値引きという計算になります。つまりミートポテトパイ&ドリンクセットは、実質30円でコーヒーを飲めているということになり、お得感が際立っています。

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