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「業務時間外に連絡してくる上司」から逃げる方法 休日の業務指示からあなたの時間を守るには

東洋経済オンライン / 2024年6月20日 20時0分

(写真:: shimi/PIXTA)

仕事上のコミュニケーションツールとして、多くの企業に採用されているビジネスチャットやLINE。

メールより簡単に画像や文章をやりとりできて便利な反面、その手軽さから、業務時間外や休日にメッセージをするハードルが下がり、働き過ぎを助長してしまうこともあります。

4月に上梓された『SNSのモヤモヤとの上手なつきあい方』の著者で、Xでは8万人のフォロワーを持つ心理カウンセラーのPoche氏は、「休日に返信したくないのは、仕事の意識が低いからではない」と話します。

そこで今回は、休日や業務時間外に送られてくる仕事の連絡から自由になるための方法を、同著より一部抜粋してお伝えします。

業務チャットでせっかくの休みを台無しにしないために

業務時間外に、上司からチャットで業務指示がくることに悩むことがあります。

そのことを誰かに相談した時に、「たかがチャットくらい」「気にしすぎ」「仕事の意識が低い」と言われることがありますが、部下にとってみればたかがチャットどころではありません。

業務時間外に上司からチャットが来れば、嫌でも仕事のことを考えてしまいます。退勤後にチャットが来れば、家に帰っても仕事のことが頭から離れなくなります。休日にチャットが来れば、楽しいひと時が一瞬で消えてしまうこともあります。

チャットを見ないと決めたとしても、「またくるかも」という不安が続き、気が休まりません。

誰からどのようなメッセージがくるかというのは、心の面でとても大きな問題なのです。

だから、あなたが気にしすぎなのではありません。

上司からチャットがくるという事実、気になるようなことが現実に起こっているのです。あなた自身も、気にせずに済むなら気にしたくないはずです。

仕事の意識が低いから、このように思うのでもありません。

業務時間外の仕事を求めるのは、上司の都合です。

急用ならまだしも、休日明けでもいいような内容だったり、自分が対応しなくてもいいような内容だったりすれば、うんざりして当然です。

本来なら、上司よりもさらに立場が上の人から「業務時間外の指示を送ってはいけない」と上司に直接指導してもらいたいところですが、現実には叶わないことが多いのではと思います。

でも、だからこそ、今できる手段を駆使して、あなたの時間を守っていきましょう。

上司は「連絡しやすい人」に連絡している

上司から業務時間外の連絡が来た時の対処法は、主に2つあります。

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