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腐らせ食材ナンバー1"もやし"冷凍保存の裏ワザ 目からウロコ「激カンタン」保存&解凍法を紹介

東洋経済オンライン / 2024年6月23日 13時0分

冷凍するときは、生のまま冷凍用保存袋に移し替えて、冷凍庫に入れます。先に述べたように、もやしは洗わなくてよいので、そのまま保存袋に入れて冷凍しましょう。洗ってしまうと水分がついてしまい、冷凍時に氷の結晶が大きくなり傷みやすくなります。

また、冷凍しても早めに使ったほうがよく、目安は3週間以内です。

おいしく食べる解凍のポイント

次に大事なのは解凍の仕方です。

凍らせるともやしの組織が壊れて、解凍時に水分とともに栄養や風味も流れ出てしまいます。ですので、自然解凍せず、凍ったまま加熱調理することがポイントです。出てきたうま味たっぷりのエキスも一緒に摂れる、スープやあんかけ炒めなどがおすすめです。

一方、生のもやしに比べて食感は柔らかく、水分もかなり出るので、通常の炒め物にはあまり向きません。冷凍することで食感は変わりますが、調味料が染み込みやすく、味しみがよくなるメリットもありますので、そのあたりをうまく活用しましょう。

少し手間ですが、茹でたもやしを下味冷凍することもできます。

事前に火を通しているため、解凍後の調理時間も短くてすみ、生で冷凍するより食感や色を保ちやすく、カサも減ります。加熱後に調味料で味付けをすれば保存性も高まり、解凍後にすぐ食べられるので便利です。

(関連記事:時短以外にもメリット、おいしさ保つ「下味冷凍」)

冷凍もやしの絶品レシピ

冷凍もやしを活用した、筆者おすすめのレシピをご紹介します。

ヘルシーなのに食欲が湧くおかずも、冷凍もやしがあれば時短で完成! ナムルは茹でたもやしを使う下味冷凍なので、解凍のみですぐに食べられます。

冷凍もやしのウマウマあんかけ炒め

【材料1人分】
冷凍もやし 1袋(200グラム)
ごま油 大さじ1
A〈鶏ガラスープの素 小さじ1 オイスターソース 小さじ2〉
B〈片栗粉 小さじ2 水 小さじ2〉
青ネギ…適量

【作り方】
①ごま油をひいたフライパンに冷凍もやし、〈A〉を入れ、中火で2分加熱する。
②もやしから水分が出てきたら、一度火を止めて、少し冷ましてから〈B〉(水溶き片栗粉)を加え、手早く全体を混ぜる。
③再び中火にかけ、混ぜながら1分ほど加熱してとろみをつける。
④器に盛り、お好みで青ネギをかける。

冷凍もやしを炒めたときに出るうま味豊富なエキスを、あんかけでまるごといただきましょう。ほかの野菜や豚肉などをを加えるなど、アレンジもできます。

もやしのナムル(下味冷凍)

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