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インテリアになる「賢いキッチン家電」がある幸せ 暮らしの質が格段に上がる「デザインと機能性」

東洋経済オンライン / 2024年6月24日 9時0分

保温機能をオンにしておけば設定温度で30分の保温もできるので、2煎目の緑茶をいれるときには1煎目の温度をベースにちょっと温度を上げるなど、自在に調整可能。コーヒーも豆の種類によって細かく温度調整することで極上の一杯が楽しめます。

グースネックの注ぎ口は、湯量やスピードコントロールがしやすく、湯切れもよいので狙ったポイントを外さず注ぐことができ、コーヒードリップの腕が上がったように感じられるに違いありません。

容量は0.8リットルですが、フルで水を入れたときに片手では重く感じられる人のために手を添えられる取っ手が付いていたり、ハンドル上部に親指を引っかける窪みが設けられていたりするなど、細やかな配慮も行き届いています。

どの部屋にも溶け込む「家具のような冷蔵庫」

最近では、ライフスタイルの変化や冷凍食品の普及などに伴い「セカンド冷蔵庫」のニーズも高まっており、冷蔵庫は一家に複数台という時代になってきているのをご存じでしょうか。

暮らしに合わせて使いたい場所で2台目、3台目の冷蔵庫を――そんなスタイルをかなえてくれるのが、日立グローバルライフソリューションズが提案する冷蔵庫「Chiiil(チール)」です。

奥行42cmと薄型で、水平垂直を基調としたシンプルなフォルム。放熱機構を本体下部に設けているため壁にピタリと付けて設置できるだけでなく、物を置くのにちょうどいい75cmという絶妙な高さに設計されており、まさに「冷える家具」といった設えです。

本体カラーは、ライフスタイルストア 「アクタス」とのコラボレーションによる、インテリアとの相性を考えた10色展開。トレンドでもあるニュアンスカラーを中心としたバリエーションのため、部屋の雰囲気に合わせて選べます。

ドア表面も落ち着いたマットな質感で仕上げているため空間に溶け込みやすく、コーディネートしやすいでしょう。また、左右に並べるだけでなく、上下に積んでも使える仕様になっているので、同色はもちろんバイカラーでインテリアのアクセントにするという手も。どこにどんなふうに置こうか楽しくなるデザインになっています。

ダイニングの食卓から手の届きやすいところに置いて、ドレッシングなどテーブルで使う調味料や牛乳などの飲み物を入れるのはもちろん、ベッドルームならミネラルウォーターや野菜ジュース、栄養ドリンクなどを入れたくなります。

リビングのソファーのそばに置いてお酒やアイスコーヒー、おつまみを入れておくのもいいですし、2つ並べればまるでバーカウンターのような趣にも。扉の向きを変えられるので、左右に並べた場合は観音開きにできます。

容積73リットルの庫内も一般的な冷蔵庫のような白ではなく、ダークグレーが採用されており、扉を開けるとLEDのやさしい明かりでほんのりと照らされた食品が美しく映えます。

家電とインテリアの境界線は曖昧に

2024年5月中旬には、このChiiilとカリモクの家具を融合させたコンセプト展覧会が「Karimoku Commons Tokyo」にて開催されました。こちらは商品化も目指すようで、今後の展開も楽しみです。

ライフスタイルや好みの多様化を踏まえたキッチン家電が増え、それぞれの暮らしに合わせたセレクトができるようになったことは喜ばしいことだと思います。今後はさらに、家電とインテリアの境界線は曖昧になり、キッチン家電も多様化して、よりニッチなものやコンパクトなもの、美しいデザインのものが登場するに違いありません。

神原 サリー:家電ライフスタイルプロデューサー

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