産後「パパに一番してほしいこと」ランキング 身体的にも苦しいママたちの共通の思いとは
東洋経済オンライン / 2024年6月25日 15時0分
今や大手企業では男性の育休(産後パパ育休)も当たり前になってきました。
しかし、父親になる時期はどうしても仕事の責任やキャリアアップが気になるタイミングと重なりがち。
そんなパパたちが知っておきたい、令和のパパの子育てのホンネや仕事と両立するための知恵、子どもと二人っきりの時の遊びかたなどを新著『パパの子育て応援BOOK』では紹介しています。
本稿では同書から一部を抜粋しお届けします。
産後、パパにしてほしいことランキング
身体的にも苦しい状況の出産後のママに対して、パパはどんなことをすればいいでしょうか?実際にファザーリングスクール2021の修了生と有志メンバーのママたち75人にアンケートした内容を紹介します。
【グラフで見る】産後「パパにしてほしいこと」トップ10はこちら
上位4つでほぼ7割を占めています。つまりそれだけ多くのママの共通の思いであると言えます。「ママの話をちゃんと聞く」「言われる前に行動する」は少なくとも産後でなくてもすぐに取りかかれることですね。
1位の「ママが1人になれる時間を作ってくれる」は産後、時間体制で赤ちゃんのお世話がスタートしますが、パパが赤ちゃんのお世話をすればママに1人の時間を作ることができます。
あるママは初め、パパ1人で赤ちゃんと過ごすことに不安を感じることがあったそうですが、まずは1時間からスタートしてその後、2時間、半日、1日と少しずつ時間を延ばしていったそうです。しだいに安心してパパに赤ちゃんを預けて、ママは美容院に行ったり、カフェに行ったりして1人の時間を作れるようになったということです。パパとママがお互いに家事や子育てを1人でできるようになることでお互いに自由な時間を作り合うことができます。
産後のママの体の変化への理解を深めることも大切です。個人差や日々の調子でも変わるので、ママの体調や気持ちを聞きつつ、寄り添いましょう。
アンケートの自由記述には…
アンケートの自由記述からは、ママとパパで同じ目線に立ちたいという産後のママのリアルな本音が伝わってきます。実際にママの声を紹介します。その人、その時によってママの気持ちは違うので、よく話を聞くことが大切です。
❶一緒に子育てを学ぶ
・一緒に知り、学んでほしい。パパの学び、応援しています!
・妊娠中から自ら子育てについて学び、一緒に親になってほしい(この月齢だとどうなるとか、離乳食のこととか)。
❷話を聞き合い、共感・相談する
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