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東大生の「努力しても結果出ない」を防ぐ勉強法 なかなか頑張っても成果に出ないのはなぜ?

東洋経済オンライン / 2024年6月28日 13時30分

努力が結果につながらないのはなぜなのでしょうか(写真:PIXSTAR / PIXTA)

受験勉強や資格試験、勉強しているのになかなか成果に結びつかないことはありませんか。頑張っているのに結果が出ないのはなぜなのでしょうか。『自分にあった方法が見つかる! 勉強法図鑑』を上梓する、東大カルペ・ディエムの西岡壱誠さんが努力が実を結ぶ勉強法をお話しします。

いちばん頭がいい東大生の勉強法

僕は、東大模試でいちばんになったことがある東大生から、勉強法を聞いたことがあります。東大生の中でトップクラスに頭がいい人は、どんな勉強法をしているのだろう?と身構えていたのですが、彼の勉強法は、誰でも真似できる、非常に理にかなったものでした。みなさんにもぜひ試してもらいたいので、今回の記事でご紹介させてください。

【図表を見る】東大生が実践する、努力と結果のマトリックス表

まず、こちらの表をご覧ください。これは、努力量と結果のマトリクスです。

※外部配信先では図表を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

自分の勉強を、「努力していないから結果が出ていないもの(水色のゾーン)」「努力していないのに結果が出ているもの(緑色のゾーン)」「努力しているのに結果が出ていないもの(黄色のゾーン)」「努力しているから結果が出ているもの(オレンジ色のゾーン)」の4つのゾーンに分解して考えます。

例えば「英文法は努力しているけれども、結果が出ないので黄色のゾーン」「英会話は努力していないし、結果も出ていないので水色のゾーン」「英語の読解は努力していて、結果も出ているのでオレンジ色のゾーン」といったように、それぞれのゾーンに自分の勉強の出来具合を割り振っていくのです。

そして、各ゾーンによって対策を変えて考えてみます。

「努力しているのに結果が出ていないもの(黄色のゾーン)」→努力の仕方が間違っているはずだから、やり方を変える。

「努力していないのに結果が出ているもの(緑色のゾーン)」」→もしかしたら運がよくてそうなっているだけかもしれないし、努力すればもっと結果が出てくるはず。より努力できるような仕組みを考える。

「努力しているから結果が出ているもの(オレンジ色のゾーン)」→結果が出ているので、引き続きうまくやっていくためにはどうすればいいかを考える。または、ほかのゾーンの勉強にも応用できる部分はないか考える。

「努力していないから結果が出ていないもの(水色のゾーン)」→やればきっと結果につながるはずだから、なぜ努力できていないのかを考え、努力できるような仕組みを考えてみる。

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