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全席喫煙可「新興カフェ」の朝食が想像以上だった ベローチェや珈琲館の会社が運営、その実態は?

東洋経済オンライン / 2024年6月29日 8時0分

全体としてはメニュー数は少なめで、レギュラー商品としてはドリンクメニューが10種類、軽食としてパスタが7種類のみなのですが、実際のところ意外と選択肢が多い。プラス税込110円でアイスドリンクにフロート(ソフトクリーム)がつけられるのは、暑い夏には嬉しいトッピングです。

期間限定メニューのメロンソーダとレモンスカッシュがあったり、チルドショーケースには、コーヒーゼリーとプリンが並んでいたり、個包装されたシュークリームや、缶チューハイなども並んでいました。

カルツォーネとは、ピザ生地に具材とチーズを乗せて三日月型に包んだお総菜パンのこと。カルツォーネとドリンクがセットになったシンプルなモーニングは、ボリュームもそこそこ、お値段も500円以下とお手頃で、かゆいところに手が届く、ちょうどええ塩梅の朝メニューです。

そして、何よりさすがのC-United株式会社。セルフサービス型のカフェチェーン「カフェ・ベローチェ」や「カフェ・ド・クリエ」のノウハウにより、オーダーから提供までの段取りが良くてストレスがありません。

カウンターに並んで注文すると、サッとトレイが出され、そこに灰皿と、アイスティーとパパッとリベイクされたカルツォーネを並べて1分ほどで提供されました。

リベイクでもおいしく食べられる商品

カルツォーネは芯までホッカホカのアッチアチで、手で割ると湯気がふわっとあがります。具材のチーズもとろりととろけて、口の中に放り込むと、舌の上に幸せが広がります。

セントラルキッチンで調理されたパンを再加熱しただけと言ってしまえばそれまでなのですが、リベイクでもおいしく食べられる商品の開発や、温め時間のこだわりなども感じとれる、完成度の高いおいしさです。

同じカルツォーネですが、ピザ&チーズは香ばしく、ハムチーズはしっとりとした味わいです。

2種類のカルツォーネに使用しているチーズの種類がそれぞれに違っていたり、焼き加減に差があったり、ピザ&チーズはパン生地の表面にシュレッドチーズを乗せて焼き色をつけてあったりと、小さなこだわりをはしばしに感じさせます。

アイスティーもスッキリとした味わいで、きちんとおいしい。湿度の高い梅雨の時期でも、冷たい喉越しと華やかな香りで、気分を爽やかにリセットできました。

ベローチェが「スモーキストコーヒー」に変身

実は今回利用した店舗は、以前は「カフェ・ベローチェ」でした。店内の内装もほぼそのままで、お店の看板を付け替えて、外装の赤を茶色にペンキで塗っただけという感じです。

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