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ホンダとスズキ、最新ツアラーモデルを徹底比較 CRF1100Lアフリカツイン対GSX-S1000GXは何が違うか

東洋経済オンライン / 2024年7月3日 10時0分

ホンダの新型「CRF1100Lアフリカツイン」(筆者撮影)

近年、人気が高いバイクのタイプには、快適なバイク旅を味わえるツアラーモデルも挙げられる。中でも1000cc以上の大型モデルは、大柄な車体による高い安定感や、余裕あるエンジン性能などにより、ロングツーリングに最適なこともあり、日本はもとより、欧米など世界的に大きな支持を受けている。そんな大型ツアラーの2024年ブランニューとして登場したのが、ホンダ「CRF1100Lアフリカツイン」とスズキ「GSX-S1000GX」だ。

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【写真】最新ツアラーバイクを徹底比較。新型のホンダ「CRF1100Lアフリカツイン」とスズキ「GSX-S1000GX」のディテールをチェック(52枚)

最新ツアラーバイク、2モデルの概要

40年近い歴史を持つロングセラーモデルのCRF1100Lアフリカツインは、1082cc・直列2気筒エンジンを搭載するアドベンチャーモデル。一方、998cc・直列4気筒エンジンを搭載するGSX-S1000シリーズの最新モデルとして登場したGSX-S1000GXは、スズキがクロスオーバーバイクと呼ぶモデルだ。

両モデルは、搭載するエンジンの排気量や、採用するスタイルなどにやや違いがある。だが、いずれもオンロードはもちろん、オフロードでの走破性も考慮した装備などを持つという共通点がある。高速道路を使った長距離走行だけでなく、キャンプなどアウトドア・ユースにも対応するという意味では、どちらも同じだ。

ここでは、そんな最新のツアラー2モデルの特徴や魅力などを「第51回 東京モーターサイクルショー(2024年3月22~24日・東京ビッグサイト)」で実際に現車を確認した印象も踏まえて紹介する。

CRF1100Lアフリカツインは、オフロードバイクのテイストを受け継ぎつつも、長距離ツーリングでも快適かつ利便性が高い装備を持つアドベンチャーバイクと呼ばれるモデルの元祖的存在だ。

初代モデルは、647cc・V型2気筒を搭載し、1988年に登場したアフリカツイン。世界一過酷なラリーといわれるパリ・ダカールラリー(現在のダカールラリー)に参戦し、1986年から1988年まで3年連続優勝(2輪車部門)を成し遂げたホンダ・ワークスマシン「NXR750」のレプリカモデルだ。

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