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転職せず「価値観をアップデート」する簡単な方法 世の中の変化に「取り残されている」と感じたら

東洋経済オンライン / 2024年7月3日 8時0分

価値観のアップデートを行うにあたり、やるべきことや意識するべきこととは? ※写真はイメージ(写真:78create/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

【図で見る】価値観も行動も思考もアップデートするために、やるべきことや意識するべきこととは?

40代後半の会社員です。最近、いろいろなことに対する自分の柔軟性が失われているような状況に直面したので、今回相談をさせていただきます。

私はそれなりの大企業に新卒で入社し、勤務して20年以上が経過しました。最近、ベンチャー企業のような会社に勤めている同年代の知人に会う機会があり、考え方の柔軟性や新しいトレンドを受け入れる姿勢にえらく感動しました。

その知人は外見も自分の同期よりもだいぶん若く見え、中年臭さがなくスマートな感じであることに衝撃を受けました。勤務先で若い人たちと触れ合う機会が多いのかもしれないと勝手に想像しましたが、一方の自分は同じ職場で同じような価値観と昔ながらの昭和的な考えや仕事のやり方が当たり前になっています。

会議方法や稟議、根回し、紙の資料作りだけでなく、社歌や飲み会に至るまで代々受け継がれている会社です。リモートワークなんて「何だそれ?」といった感じで、過去のものになっているようです。

やはりそうした環境が個人としての自分の考えや魅力に影響しているのでしょうか。また、それを変えようとしたら何から始めるのがよいのでしょうか。

会社員 Mさん

時代と共にアップデートしていかないといけない

年齢に関係なく、物事に対する旺盛な好奇心を持つことや柔軟性を持つことは非常に大切です。

なぜならば世の中の変化のスピードが速く、自分を取り巻く環境や当たり前だと思っていた常識がどんどん変わっていくからです。変化や不透明感に支配された世の中とも言えます。

そういった変化の速い時代や不透明な世の中において大切なことは、変化や不透明感に対していかに柔軟性を持って対応するか、です。

そして変化に対する柔軟性とは環境変化に対する対応力であり、また個人としての進化であり成長です。どんな分野や仕事であれ、かつての常識や前提、知識などが未来永劫続く、ということはありません。したがって、誰にとっても変わる勇気や変わる力といったものは大切なのです。時代と共に価値観も行動も思考もアップデートしていかないといけない、ということです。

そういったアップデートを行うにあたり、やるべきことや意識するべきことは以下の通りです。

・そもそも論として、環境の変化や時代が変わっている事に気がつくこと
 →これがないとまずは何も始まりません

・そのためには、そのような変化に気づくための日常の過ごし方や工夫を行うこと
 →隔離された閉鎖的な世界に生きるのではなく、よりアクティブにそして開放的に生きるべし、です

・環境変化や時代の変化の自分及び周りに対するインパクトを見極める力を持つこと
 →目の前の変化は一時的なものなのか、継続的なものなのかといった見極めや、対応するに値する動きであるか否かなどの見極めが大切です

・柔軟な対応力でもって自分自身をアップデートすること
 →変化を恐れず、躊躇せず、成長や進化であると位置づけることが大切です

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