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「大好きなラーメンとお酒」やめられないナゼ 絵本作家が糖尿病と診断されるまで暴飲暴食

東洋経済オンライン / 2024年7月4日 15時0分

子どもの頃から通っている浅草の「神谷バー」は、ミックスサンド、チョコレートパフェが食べられるのだがアルコールも有名だ。

大ジョッキのビールと名物であるデンキブランを5杯飲むと倒れる。これで失敗したこともよくあった。

白澤卓二医師からのアドバイス(2)

お酒にも依存性、過度な飲酒はとても危険

アルコールにも依存性があります。その弊害が認知されたのは、マイルドドラッグよりもずっと前のことで、アルコール依存症という病気として認められています。

診断基準を満たした場合は、病院で依存症から抜け出すための治療を受けられます。アルコール依存症に陥ると、お酒を飲んでいないと手が震えたり、イライラしたり、暴れたりといった禁断症状が現れます。

こうなると、自分の意志でアルコールを断つことは難しくなります。専門の施設でリハビリ治療を受けても、アルコール依存症から離脱するのはかなり時間がかかるといわれています。

アルコールは、長期間、多量に摂っているとがんのリスクが高まり、肝機能が低下して深刻な健康被害を招きます。人間関係を悪化させることもあります。それでもやめられない、わかっていてもやめられない、というのが依存症です。

「酒は飲んでも呑(の)まれるな」という言葉がありますが、まさしくそうですね。

(白澤卓二)

【画像】ラーメンとお酒がやめられなかった様子をイラストで(5枚)

塚本 やすし:絵本作家

白澤 卓二:医学博士、白澤抗加齢医学研究所所長、お茶の水健康長寿クリニック院長

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