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「自分の強み」や「自分らしさ」が見つかる10の質問 他人から「選ばれる人」になるためにしたいこと

東洋経済オンライン / 2024年7月5日 18時0分

たどり着きたい高い場所(目標)があって、そこに行くための「戦略」をはっきりさせることで、それに対して自分がやるべきこと、つまり「戦術」が見えてくるのです。

人生も同じです。

まずは自分がどこまで行きたいか、何を成し遂げたいのか、具体的な成功イメージを持ちましょう。そしてその地点にたどり着く方法を何とか考え抜く。これが人間の成長につながります。

「選ばれる人になる戦略」においては、自分がどのように選ばれるかを、かなり具体的に、はっきり設定する必要があります。

どんなシーンで、誰に選ばれるのか。どういう指名のされ方をしたいのか。選ばれたとき、自分はどんな気持ちなのか。選ばれると仕事や毎日の生活はどう変わるのか。はっきりしてくるまで、何度もイメージしてみましょう。

「選ばれる理由」に当たるのは、自分の「強み」です。

単なるスキル・能力だけでなく、自分の価値観や好きなこと、大切にしていること、向かっている未来、過去のV字回復の物語、やらないと決めたことなども強みになります。

ブランドは十人十色。だから、ほかの人と比べる必要はありません。自分の人生ですから、誰にも遠慮することなく、自分で作戦を立てていいのです。自分に集中して、自分の世界観を強く構築し、伝えていきましょう。

働く人の人生は、これで必ずよくなります。個性がはっきりしている人が増えれば、日本の社会全体も強くなるのです。

「自分らしさがわからない」ときは

「自分自身をよく知りたい」「自分らしさがわからない」

こんな声をよく聞きます。自分の現在地が不明瞭ということです。そういうときは、「自分らしさ」を見つける質問に答えてみましょう。  

まず例題です。

「あなたが幸せを感じるのは、どんなとき?」

回答は、思いつく限り、なるべくたくさん書き出してください。ぼんやり考えるとか、友人と話すだけでは効果が薄いので、お手元のノートや、スマホやパソコンなど、必ず「文字」で記録してくださいね。効果がアップします。

私の場合、次のようなときに「ああ、幸せだなあ」と感じます。

・ お客様から「仕事がうまくいった」「ありがとう」と報告を受けたとき
・ 気の置けない友人や仲間とおしゃべりして、気分が高揚しているとき
・ 街なかを歩く、自転車に乗るなどの軽い運動をして、少し息が上がったとき
・ 家の観葉植物が、すくすくと元気に育っているのを見たとき
・ 森の中で自然の匂いをかぎ、鳥の鳴き声を聞いたとき
・ 大切な人と抱きしめ合ったとき
・ 温かいスープや食事をいただいたとき
・ コーヒー、ワイン、果物、スパイスなどの、刺激的な香りを感じたとき
・ お風呂上がりで体がポカポカしているとき
・ お布団に包まれているとき

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