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「親を嫌いではないけど苦しい人」に伝えたい策 子どもが親の話に耳を傾けてくれない場合は?

東洋経済オンライン / 2024年7月5日 12時30分

大人になっても親に意見ができない、親のいいなりになってしまう、それをつらいと感じている人は、まずは親子の間に「支配と従属の関係」が続いていることに気づくことが大切です。

「親を見捨てるのは親不孝」とは限らない

・親は嫌いではない、でも関わると疲れる
・離れたいけど、かわいそうな気もする

親子関係に悩んでいる人の中には、こうした親との心の距離感に後ろめたい感情を抱えている方が多くいます。

関わりを切ろうとしてもなかなか切れないのは、「今まで育ててもらったのに親不孝ではないか」という気持ちからではないでしょうか。

もちろん育ててもらった親への感謝は大切です。でも、人生を生きているのは親ではなく「自分自身」です。子どもを育てるのが親の義務であって、親に対して過剰に恩を返す必要はないのです。

今こそ、「親不孝」という気持ちは捨て、罪悪感を手放すときです。

親の思う通りに生き、親の理想ばかり実現していては、自分の存在がなくなり、ますますネガティブ感情が膨らんでいきます。

つらいと思うなら、親から逃げても問題はないのです。

心の支配から逃れ、親の気持ちではなく自分の気持ちを第一優先に過ごしていけば、きっと負のループから抜け出せる日がやってきます。

家庭の問題に土足で入り込む人たち

親以外にも、踏み込まれたくない個人の問題に深入りしてくる人がいます。特に、相手を傷つけたくない、うまく付き合いたい人ほど、こうした困った人をどう対処すればいいか迷ってしまうものです。

ここでネガティブな感情になるのは、「詮索されているのでは」という警戒心や、「どこまで踏み込まれるのだろう」という恐怖心が生まれるからです。

親しい間柄であっても、人に言えないデリケートな問題を抱えている場合があります。自分がその問題を重く捉えているほど、相手がその話題に踏み込んできた際に不快感や困惑が強くなってしまうのです。

でも実は、ほとんどの人は単なる世間話の延長で、質問に深い意味はないことのほうが多いのも事実です。

ただし、「ここだけの話なんだけど」「誰にも言ってないんだけど」という言葉を使い、特別感を出してくる人には要注意です。

こうした言葉を使う人は、他者との距離感を読めない傾向があります。主従関係を作りたがり、依存性を求めやすいので、無理して答える必要はありません。

子どもの頃からの親友、学生時代の友人など、どんなに親しい間柄でも話したくないことはあります。親しい間柄ほど断りづらいかもしれませんが、そんなときはまず「ごめんなさい」と断る勇気を持ちましょう。それでも無理に話を聞いてこようとする場合は、

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