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浴室リフォームを決意、どんな補助金が使える? 「省エネリフォーム」に関する補助金は多い

東洋経済オンライン / 2024年7月7日 8時50分

注文住宅の新築および新築分譲住宅の購入は子育て世帯や若者夫婦世帯が対象だが、リフォームはそのほかの世帯でも適用される(出所:国土交通省「子育てエコホーム支援事業」)

新築で買ったわが家のマンションが築20年を過ぎ、リフォーム適齢期を超えてきた。この間、窓の断熱改修と仕事部屋の床暖房設置を行ってきたが、これは必要を感じたから。リフォームで最も費用のかかる水まわりのリフォームについては、特に故障したわけでも老朽化が目立ってきたわけでもないので、なかなか踏ん切りがつかないでいた。

【画像で見る】「どれぐらいもらえる?」高断熱浴槽にリフォームを決めた筆者が実際に提示された補助金の試算例

補助金もあるので浴室リフォームを決意

水まわりで一番リフォームしたかったのは、浴室だ。理由は、お風呂のお湯が冷めやすいこと、洗い場の床の水はけが悪く、白っぽい汚れが付いてなかなか落ちないこと。

実は最近のユニットバスは、魔法瓶のように浴槽をすっぽりおおう「高断熱浴槽」や、水はけが良くて早く乾燥する床が一般的になっている。なので、冷めにくい、からっと乾く床にしたいと常々思っていた。

そんななか、「子育てエコホーム支援事業」の補助金もあるし、お風呂掃除も面倒になってきたしで、ついに浴室のリフォームを決意した。

高断熱浴槽と水はけの良い床がスタンダードのユニットバスに、浴槽のお掃除機能のオプションを付けることにした。ボタン一つで浴槽内の専用ノズルから洗剤の噴射からお湯による洗浄までやってくれるので、手洗いは2週間に1回で済むという。

さて、子育てエコホーム支援事業は、住宅の新築では、子育て世帯(18歳未満の子を有する子育て世帯または夫婦のいずれかが39歳以下の若者夫婦世帯)のみが補助金の対象になる。

しかし、リフォームに関しては子育て世帯でなくても補助金の対象になるのだ。だれでも定められたリフォームをすれば補助金(原則20万円)の対象となり、子育て世帯であれば補助額の上限が増える(原則30万円)という特典がある。

※補助額の上限は、一定の条件を満たした場合に上乗せがあり、子育て世帯は最大で60万円、その他の世帯では最大で30万円となる。

対象となる工事、実際の試算例は?

また、エコホームというからには、省エネに資するリフォームが対象だ。必須工事は3つあり、筆者が行う浴室のリフォームは、高断熱浴槽が「必須工事3.エコ住宅設備の設置」に該当する。必須工事と同時に行うその他の工事も、補助金の対象になるものがあり、組み合わせて使える点もメリットだ。

わが家の場合は、高断熱浴槽で3万円の補助金となるが、節湯水栓や浴室乾燥機、手すりの設置、段差解消で、合わせて7万円の補助金と試算された。

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