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ソフトバンク元副社長が自戒「老害三原則」の中身 人間には持って生まれた「残念な特質」がある

東洋経済オンライン / 2024年7月14日 17時0分

人間は弱いもので、失敗したことにはついては、どうしても「早く忘れてしまいたい」という心理が働き、「失敗にこそ学ばなければ」という余程強い意志がないと、実際にすぐ忘れてしまいます。

逆に成功したことについては、ついつい自慢話をしたくなってしまい、自慢話をしているうちに、ますますその快感が膨らんでしまいます。挙げ句の果ては、「またあの話か」と、周囲から密かにうんざりされる、残念な人になってしまうのです。

しかし、それで済むのなら、まああまり害はありませんが、本当に有害なのは、その成功体験とは異なるアプローチを、初めから否定してしまうケースが、こういう人にはままあることです。 

時代はどんどん変わっていき、過去には通用したやり方が全く通用しなくなってしまっていることはしょっちゅうあるのに、これに気づかずに、過去の成功体験にこだわり続ける人が、枢要なポジションに居続ければ、これは大問題です。

「やっちゃあいられないよ」と考える人が続出し、組織はやがて壊滅してしまいます。

松本 徹三:ソフトバンク元副社長、ORNIS株式会社会長CEO

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