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「5万円から1億円作る」銘柄選びの"地道な王道" 「インフレ時」こそ、株式投資を始める絶好機

東洋経済オンライン / 2024年7月15日 17時0分

※外部配信先では図表を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

まさにインフレに入ろうとしているこの時、株式投資を本格的にスタートさせる良い機会かもしれません。

業種や企業によって、インフレに強い銘柄、インフレに弱い銘柄に分かれます。

インフレに強い銘柄といえば、資源関連株が真っ先に思いつきます。逆にインフレに弱い銘柄としては、金利上昇を前提に有利子負債が大きい企業といえるでしょうか。あるいは、原材料価格上昇分を価格転嫁しにくい、「電機」「人材派遣」といった企業もインフレに弱いかもしれません。

いずれにしろ、時代が変わろうとしているさなかでは銘柄も「勝ち組」と「負け組」とに分かれます。株式投資を行なうには銘柄選定がますます重要になってきます。

1億円を作る王道は、地道な「企業研究」から

株式投資を行なうには、まずどの会社に投資するかをチョイスしなければなりません。しかし、一般の個人投資家がその株式を売買できる上場企業は、日本国内だけでも4000社近くにのぼります。

日本経済新聞(日経新聞)の株式欄を見てください。投資可能な企業名がすべて掲載されています。その数の多さに圧倒されるでしょう。その4000社の中からいきなり投資先をピックアップするのは難しいはずです。

株式投資関連の雑誌、情報誌やウェブサイトなどで「推奨株」「有望銘柄」と称して、よく具体的な企業名を紹介しています。これらの記事を参考にするのも悪くはありません。

ただ注意しなければならないのは、その記事を鵜呑みにして、企業のことを知らず機械的に買い注文を出してしまっては、失敗する確率が高くなるという点です。

あくまで「こういう企業があるんだ」という程度から入って、興味があるならその企業のことをよくチェックしていきます。

身近なところで探す

失敗しない銘柄の見つけ方として、普段から自らの「アンテナ」を敏感にして有望な投資先を見つけることです。有望な投資先とは、業績が良く、将来性がある企業ということです。

投資格言に、「遠くのものは避けよ」「知っているものだけ買え」というものがあります。これはいずれもなじみ深い企業、何かしら縁がある企業に投資しろ、ということです。

たとえば自分が愛用している商品を製造、あるいは販売している会社。自分の仕事や趣味などを通じてその業務をよく知っている会社などです。

毎日利用しているコンビニやスーパーなどで、新製品が出たら「売れるか、ヒット商品になるか」という目で見てみましょう。ヒット商品の予感があれば、その企業の業績に大いにプラスとなり、株価も上昇するというわけです。

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