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ソフトバンク元副社長が喝「老害」の無意味な悪癖 若者との仕事では「致命傷」になりかねない

東洋経済オンライン / 2024年7月17日 12時30分

しかし、そういう人たち(それは本稿を読んで下さっているあなた自身かもしれません)が、少しだけ視野を広げて、周りを見て頂ければ、「諸外国並みのスピードで決定し行動せねば成り立たない」仕事もそこここに増えているのに気がつくでしょう。

ですから、あなたが今携わっていることは、そういう仕事かもしれないということをまずは考えておいた方が良いでしょう。この点を意識し対応するのは、そんなに難しいことではありません。

「とりあえず一呼吸おく」という、これまでに身に染み付いた無意味な悪癖を、とりあえず綺麗さっぱりと捨て去るだけで良いのです。

これまでなら、「この議論の続きは来月の会議で」と言ってきていたのを、「今日は残念ながら結論が出なかったので、続きの議論は明日。それが無理なら明後日。それも無理なら一週間後に臨時会議を開いて」と言い換えるだけで、全ては見違えるように良くなるはずです。

あなたが「スピード」の重要性に目覚めて、何事も「速く、速く」と心がける姿勢を示せば、少なくともあなたは「ウザい年寄り」と陰口を叩かれることはないでしょう。

あなたより若い人たちの体内クロックは、言い換えれば、彼らの生活と仕事のリズムは、概ねあなたより速いテンポを刻んでいるのが普通ですから、その程度がちょうど良いのです。

松本 徹三:ソフトバンク元副社長、ORNIS株式会社会長CEO

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