10年間成婚できない彼が今もこだわる女性の条件 何年も婚活を続ける男女、何がいけないのか?
東洋経済オンライン / 2024年7月18日 10時0分
世の中には、60代、70代でも父親になっている男性がいたり、45歳を過ぎても出産している女性がいたりする。“ならば自分も”と思ってしまうのは、しかたのないことだろう。
筆者からこうした人たちへのアドバイスなのだが、子どもがほしいという自分の希望に、締め切りをつけてみたらどうか。
例えば、1年間だけは自分の希望通りの婚活をしてみる。それでもうまくいかない場合は、希望は残しつつも、“これからの人生を共に歩くパートナーを探す結婚”に切り替え、相手探しの年齢や条件の幅を広げてみる。という考えは、いかがだろうか?
圧倒的にコミュ力がない
コミュニケーション能力があるかないかは、婚活の成否を分ける大きな要因だが、婚活市場にいる人たちは、どうも相手との距離感がうまく測れない人が多い。
婚活を始めて半年になるゆうこ(45歳、仮名)が、みちお(51歳、仮名)とのお見合いを終え、“交際辞退”を出しながらこんなことを言った。
「今日の人、こちらが質問しても、一言答えが返ってきて、それで終わり。それで黙りこくってしまうので、会話が続かない。すごく長い1時間でした」
会話は、うまくしゃべれるかしゃべれないかよりも、対峙した相手の波長にいかに合わせられるかにかかっていると思う。よどみなく次から次へと言葉が出てくる男性に女性たちは、こんな感想を抱く。
「今日の男性、本当によく喋る人で、何か物を必死で売りたがっている営業マンのようでした」
また、次から次へと質問を繰り出してくる男性には……。
「なんだか上司と話しているようで、結婚するパートナーとしてのイメージが湧きませんでした」
お見合いにおける上手な会話術は、次のことに気をつけてみたらどうか。
・自己紹介は、簡潔、かつ丁寧に話して、相手に興味を持ってもらう。
・相手の話を聞くときには、相手の発言にまずは共感し、それに関連した質問をしていく。
・親しみを持ってもらうために、笑顔とアイコンタクトを忘れない。
・趣味や興味のある話題が出てきたときには、共通点を探してみる。
・ポジティブな発言をして、明るい雰囲気を作る。
見た目の印象で、その後が決まる
見た目とは、ハンサムか美人か否か、ということではない。見た目において、一番大切なのは、清潔感だ。お見合いで出会ったときに、最初に目に飛び込んできたものが、その人の第一印象になる。
服装、ヘアスタイル(女性の場合はメイクも)、身だしなみをきちんとして、お見合いに臨むことが最初の第一歩。
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