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「生涯の相棒」を選ぶ、いつか欲しい国産万年筆 メーカーの「アイデンティティ」を持つ贅沢さ

東洋経済オンライン / 2024年7月19日 9時0分

その書き味は、ペン先をそっと紙に近づけるだけで、吸い寄せられるように文字が紙に生まれていくような軽快さで、「万年筆には筆圧は不要」という言葉が、まったくの誇張ではないと感じられるほどです。

大きなペン先なのに、小さな文字も書きやすく、ペン先が紙に触れている感触がほとんどないのに、狙った場所に狙った文字を書くことができます。特に、ややペンを寝せて書いたときの気持ちよさには定評があります。

初めて、この万年筆を使ってから、今に至るまで、個人的には、万年筆という筆記具の1つの頂点を極めた書き味だと感じています。

日本の3大万年筆メーカーのアイデンティティを持つ

プラチナ万年筆のプラチナのペン先と銀の軸、セーラー万年筆の日本語のためのペン先である長刀研ぎ、パイロットの漆の技術とペン先の完成度、それぞれに、そのメーカーの歴史と技術の蓄積が生んだ、唯一無二のアイデンティティです。

ここで紹介した3本は、そのアイデンティティを万年筆という製品に集約したもの。どれをとっても唯一無二の生涯の相棒になり得る最高の万年筆です。

納富 廉邦:フリーライター

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