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ゲレンデキラーなるか?635馬力のSUV「オクタ」 究極のランドローバー「ディフェンダー」上陸

東洋経済オンライン / 2024年7月20日 8時30分

635馬力(467kW)の最高出力と、800Nm(ローンチコントロール使用時)に達する最大トルクを持つ。驚くことに、最大トルクは1800rpmからおよそ6000rpmまで連続して発生するという。

「史上もっともパワフルで究極」とプレスリリースに書かれているように、資料によるとディフェンダー・オクタは、静止から時速100kmまで4秒フラットで加速。22インチの軽量アロイホイールとオールシーズンタイヤを選択すると、最高速度は時速250kmに達するそうだ。

6Dダイナミクスサスペンションによりオンロードも俊敏に

足回りには、ディフェンダーとして初めて、油圧連動式6Dダイナミクスサスペンションテクノロジーを採用。オンロードとオフロード、ともに性能向上を図っている。

オンロードではロールを抑え、「いかなる路面においても、他に類をみない信頼感と制御性を確保する」とうたわれている。ブレーキは、400mm径のブレンボ製キャリパーを採用。ステアリングレシオは、よりクイックなものとなっている。

「強化されたウィッシュボーン(サスペンションの一部)や、独立したアキュムレターを持つアクティブダンパーの採用などによる、高速道路からワインディングロードまで、俊敏かつ正確な応答性が楽しめるようになりました」と、英国からやってきた技術説明員は語る。

バンパーは専用設計となり、悪路でのアプローチアングルとデパーチャーアングルが向上している。同時に、強靭なアンダーボディプロテクションがそなわったため、「ドライバーは自信をもって悪路走行に挑むことができます」とのこと。

渡河水深は最大1m(水深1mまでなら走れるということ)で、通常モデルのディフェンダーを上回っている。

オフロード走行用には、従来のテレインレスポンス各モード(砂地、泥/轍、草地、砂利、雪、岩場)が役立つうえ、高速でオフロードを走行できる機能が盛り込まれたのも、ディフェンダー・オクタの特徴だ。

円のなかに菱形が入ったオクタ専用エンブレムをつけた、「オクタボタン」がハンドルにそなわる。

これを押すと、上記6Dダイナミクスサスペンションテクノロジーを使って、ステアリング、アクセル、サスペンションのセッティングを自動調整し、オンロードで究極的なパフォーマンスを発揮するモードが起動する。

オフロードでは、オクタボタンをさらに長押しすることで、「オクタモード」に入る。

これは、オフロードでのパフォーマンスに特化したモードで、悪路走破能力をフルに引き出し、専用のアンチロックブレーキやローンチコントロールが使えるようになる。

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