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顔の印象が一変「自分を引き立てる眼鏡」の選び方 毎回「大差ないデザイン」を選ぶ人はもったない

東洋経済オンライン / 2024年7月21日 9時0分

「世界中の眼鏡やその文化を紹介したい」との思いからグローブスペックスを立ち上げた岡田哲哉さん(撮影:今井康一)

ファッションアイテムといえば、洋服や靴などを思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし眼鏡もきちんと選べば、印象を上げる強力なアイテムになる。眼鏡は人が真っ先に視線を向けがちな「顔」の印象を変えるからだ。では、自分に合った理想の眼鏡を見つけるにはどうすればいいか。国内外の眼鏡ブランドを取り扱うセレクトショップ、グローブスペックス代表の岡田哲哉さんに聞いた。

【写真を見る】「適切な眼鏡をかけていれば、着ている服が簡素な装いであってもおしゃれな雰囲気になる」と語るグローブスペックスの岡田哲哉さん

眼鏡は「顔自体」をおしゃれにする

──日本で眼鏡がファッションアイテムになったのは、ここ数十年と聞きました。

80年代までは眼鏡というと「視力矯正のための器具」で、あまりポジティブなイメージが持たれていませんでしたが、少しずつミュージシャンや映画俳優らがスタイリッシュな眼鏡スタイルの「お手本」を示し始め、90年代以降は眼鏡専門のデザイナーも増えて、徐々にファッションアイテムとして認識されるようになってきました。

顔の中心に来る眼鏡は、顔そのものの一体化したようにも感じてしまうアイテム。だから眼鏡は「顔をおしゃれに見せる」というより、「顔自体がおしゃれになる」というべき珍しい存在なのです。

【写真】グローブスペックスの店内の様子と紹介した眼鏡を見る(14枚)

適切な眼鏡をかけていれば、着ている服がTシャツにジーパンという簡素な装いであっても、おしゃれな雰囲気を醸し出すことができる。それほどに、眼鏡が人の印象にもたらす影響は大きいと考えています。

──眼鏡は印象を変えるのですね。

やはり人の視線が最初に行くのは顔です。そこで好印象を与えることができれば後々のコミュニケーションもスムーズになるかもしれません。ですので眼鏡をかけるのなら、ご自身を引き立てる眼鏡を選ぶといいでしょう。

「なりたいイメージ」が理想の1本を引き寄せる

──ビジネスパーソンが眼鏡を選ぶ際、どのような点に気をつかうといいでしょうか。

原則として、ビジネスシーンではベーシックなカラーや王道のクラシックデザインを選ぶと、スーツやオフィスカジュアルの服装ともマッチしやすいでしょう。

さらにいえば、他人にどのような印象を与えたいか、より具体的なイメージを持っていると最適な1本が見つかりやすくなります。

例えば、企画やデザイン、ファッションなどに関わるお仕事の場合は、「興味深い提案をしてくれそう」「引き出しが多そう」と独創性や個性が伝わるよう、構造や色にひとひねりあるといいと思います。

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