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顔の印象が一変「自分を引き立てる眼鏡」の選び方 毎回「大差ないデザイン」を選ぶ人はもったない

東洋経済オンライン / 2024年7月21日 9時0分

営業の方であれば、「しっかりしていそう」「頼りになりそう」など信頼感が大事ですよね。

接客業に従事されている方なら、「やさしそう」「受け入れてくれそう」というような柔和な雰囲気があるといい。

お堅い職業の場合でも、ちょっとカラフルな眼鏡をかけることで取っ付きやすさを演出することができます。ご自身の職業やポジションを踏まえてなりたい自分を想像してみると、似合う眼鏡を探し出せるようになるのです。

──眼鏡選びの際、「面長の人はスクエア型がいい」というように、顔型に応じて適切なフレームを見つける方法も聞いたことがあります。

そうした考えも1つの方法かもしれませんが、私はあまりおすすめしていません。その判断が決め付けになってしまうと選択の幅が狭まりますし、昨今の眼鏡はかなり多彩で、「どんな形のフレーム」とも言い切れないものが増えているからです。それよりも実際にかけてみて、ご自身の顔の印象がどのように変わるのか、確かめてみることが大切です。

トレンドと「自分に似合う」のバランスを

──ファッションアイテムとして、トレンドも気になります。

作り手のトレンドでいうと、ふちが太めで大胆なものが出てきていますね。

ビジネスシーンでかけることは考えづらいですが、ファッショナブルな印象を与えたいときにはぴったり。

ただ、眼鏡は洋服よりも似合う、似合わないがはっきり表れますので、トレンドの眼鏡をかけるだけでおしゃれになれるわけではありません。

トレンドはトレンドとして意識しつつ、やはりご自身に似合う眼鏡を選ぶべきだと思います。

──読者が取り入れやすそうなデザインはあるでしょうか。

メンズ向けでは人気が根強いですが、八角形や六角形など多角形のスタイルが注目されています。一見するとオーバル型のように見えるものの、多角形なフレームにセンスを感じさせるデザインです。複数の素材や色を組み合わせたものも人気ですね。

ウィメンズ向けでは、キャットアイと呼ばれる目尻側が上がったフレームが人気で、フェミニンな魅力を引き出してくれます。材質はメタルが人気で、とくに側面に彫金が施されていると瀟洒(しょうしゃ)な印象になります。全体としてレンズは大きく、フレームもより個性的なデザインが増えていますね。

「これまでと大差ない眼鏡」からの脱却

──理想の眼鏡を見つけるには、どうすればいいのでしょうか。

眼鏡のプロからアドバイスをもらうことです。なりたい自分をイメージしたものの、どの眼鏡がその希望を叶えてくれるのか、探し出すのは簡単ではないからです。自身で新しい眼鏡を見つけようとしても、これまで使っていた眼鏡と大差ないデザインを選んでしまいがち。

パートナーや友人を頼っても、これまで使用していた眼鏡の印象が残っているため、やはり振り切った判断はしづらいものです。

眼鏡そのものの知識と、それら眼鏡をかけたときの印象について熟知したプロなら、フラットな視点で適切なアドバイスをもらうことができるでしょう。そのためには、自分の感性に合う品揃えや雰囲気を持つ眼鏡店を見つけ、信頼できるプロと出会うことが大切です。

横山 博之:ライター

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