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ゴミ処理場に外国人殺到!日本の驚きの観光3選 北海道や沖縄、京都だけではない人気のエリア

東洋経済オンライン / 2024年7月22日 17時0分

藤の花は、近年では『鬼滅の刃』から関心を持つようになった外国人も多いようです。『鬼滅の刃』には、藤の花がたびたび登場します。アニメや漫画で知った藤の花がどのようなものなのか、実際に自分の目で確かめたくなって、はるばる外国から訪れる人もいるようです。

世界で最も美しいゴミ処理場

2 大阪舞洲のゴミ処理場

2つ目は、大阪舞洲にあるゴミ処理場です。大阪湾に浮かぶ人工島である舞洲には、美しい百合園や巨大なスタジアムがあります。

そちらも綺麗なのですが、外国人観光客から知られているもう1つの特徴的な建造物が、このゴミ処理場です。世界で最も美しいゴミ処理場として、海外から注目を集めているのです。

ゴミ処理場は、2008年に大阪にオリンピックを誘致しようとした際、会場の目玉となるモニュメントとして建設されました。結局、大阪オリンピックの誘致には成功しませんでしたが、舞洲のゴミ処理場自体は、予定通り建設計画が進められました。

設計を手がけたのはオーストリアの芸術家であり、建築家であるフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏。「自然との調和」を目指した作品作りで知られる彼の建築には、一切の直線がありません。それは「自然界には直線はない」という彼の信念に基づくものです。

実際に、この舞洲のゴミ処理場にも、直線的なあしらいはまったく使われていません。

まるで童話の世界から飛び出してきたかのようなメルヘンな外観に、ゴミ処理場であることを忘れてしまうほどの楽しさがあると、世界中から関心を寄せられています。

また、芸術的な外観の一方で、その内部はゴミ処理場であることのギャップに驚いたり、日本人の環境を守る姿勢と遊び心が同時に現れた施設だと感じる外国人観光客もいるようです。

ちなみに、外観はいつでも見学できますが、日程によってはゴミ処理場の内部まで見学できるツアーが行われることもあります。訪問する際には事前に公式サイトを確認し、内部まで見学できる「オープンデー」なのかどうかを把握しておくのがおすすめです。

壮大な景観を楽しめる神磯の鳥居

3 朝日と荒波を背景に輝く鳥居

3つ目は、大洗磯前神社の神磯(かみいそ)鳥居です。茨城県大洗町の神磯の鳥居は、その美しい朝日が写真映えすると話題になり、フォトスポットとして一躍有名になりました。

神磯は祭神が降臨したとされる岩礁で、足を踏み入れてはいけない「禁足地」に指定されている、宗教的なパワースポットでもあります。

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