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投資初心者が「悪徳業者」か見破る簡単な質問5つ 5年で「資産倍増」サラリーマンの見極め方とは

東洋経済オンライン / 2024年7月23日 15時0分

悪徳業者を見破ることができる「5つの質問」とは(写真:buritora/PIXTA)

投資の世界では、少なからずあなたを騙そうとする人もいます。

しかし、5年で資産を倍増させたサラリーマン投資家、松田二朗さんによると、「5つの質問」をすれば悪徳業者を見破ることができるといいます。

初心者でも安心して投資できる秘訣を松田さんの初著書『5年で資産を倍にする「ずぼら長期投資」』から一部抜粋・編集して紹介します。

悪徳業者を見破る「5つの質問」

①「御社は設立から何年たちますか?」

投資のサポートを依頼する専門業者として私が重要視するのは、事業を継続してきた歴史です。できたばかりの会社だと、いくら素晴らしい実績があっても、それが本物なのかまぐれなのか区別ができないので、少なくとも5年程度の実績を積み重ねていることが大切です。

ここで聞くべき質問が「御社は設立から何年たちますか?」です。「5年です」「10年です」であれば問題ありませんが、「半年です」であれば、少し立ち止まってほかの専門業者を検討するのが無難です。

長く継続しているということは、それだけの期間世間からの厳しい声に応えてきた証でもあり、淘汰されずに残っているという事実は重要です。その点は評価に値しますので、企業が存続し商品を販売し続けている年数は重要な要素です。

しかし、会社の創業からの年数だけにこだわりすぎると商品選定できません。というのも、今の日本では、何十年も継続している企業はそれほど多くないからです。

東京商工リサーチの調査結果によると、2022年の日本企業の平均寿命は23.3年で、前年の23.8年より若干短くなっています。

その中でも金融・保険業は12.5年と短くなっており、投資商品を扱う企業に20年、30年という歴史を求めるのはかなり難しいものがあることも事実です。

ですので、企業の創業からの年数に加えて、投資商品そのものの継続年数や過去の実績も同時に見て判断することが重要になります。

商品が長期にわたって買われ続けているのであれば、その商品は専門業者に関係なく継続的に投資できる可能性が高いです。

②「この商品のリスクについて説明していただけますか?」

投資を決めるにあたって、絶対に避けて通れないのがリスクです。

「この商品のリスクについて説明していただけますか?」は必ず聞かないといけない質問ですが、それ以前に専門業者側から自発的に説明がない場合、その時点でアウトと言ってもいいと思います。

例えば、ワンルームマンション投資の場合、地震で建物が傾く、火事で建物が燃えるということがあると、建物の価格が下がったりその後の資産価値を失ったりすることがあるかもしれません。

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