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投資初心者が「悪徳業者」か見破る簡単な質問5つ 5年で「資産倍増」サラリーマンの見極め方とは

東洋経済オンライン / 2024年7月23日 15時0分

このようにあらかじめ発生する可能性がある事象については、保険をかけて対策するのが一般的です。ウイスキーカスクの場合は、盗難、火災、倉庫運営会社の倒産などのリスクがありますが、いずれも保険に入ることでカバーできます。

ペーパーアセットでは紛失や火災などの恐れはあまりないと思いますが、実物資産においては資産価値を失うことを想定したリスク管理と対策ができていることが重要です。リターンに対する価格変動リスクの確認と同時に、火事や盗難などのリスク対策も確認しましょう。

リスクについて気になることがあったら、1つ1つ確認しておくことが望ましいです。

普通の専門業者であれば、こちらからの質問に対して真摯に対応し回答をしてくれるはずです。万が一回答を嫌がったり、何を聞いても「いや、大丈夫ですよ」「問題ありません」「私を信用してください」などと言ってはぐらかしたりする専門業者やアドバイザーに遭遇したら、絶対に選ばないようにしましょう。

③「この商品の購入者は何人で、あなたも購入されましたか?」

専門業者が商品の実績を積み重ねているということは、かなりの数の顧客が商品を購入しているはずです。また、投資商品として自信を持って販売するなら、担当者自身が購入していてもおかしくありません。

これを確認するために、「この商品の購入者は何人で、あなたも購入されましたか?」という質問は有効です。

商品として魅力があると言われても、その購入実績があまりにも少ないと本当に大丈夫だろうかと不安に思いますし、ある程度の購入数がないとリターン実績も偶然だった可能性があり、購入すべきかどうかの判断が難しくなります。

あえて逆張りして誰も買っていないから買ってみるという手もありますが、よほどのことがない限り私は購入実績の少ないものは買いません。

購入顧客が多いことのメリット

購入顧客が多くなると商品販売を行った回数も多くなり、それに伴い顧客の声とそれに対応した実績が積み上がります。

商品そのものの利回りの実績が大切なのはもちろんですが、購入顧客数が多ければ、トラブル対応、利回りの振れ幅の分布、リスク管理体制、支払方法の多様化など、多くの情報が集まり様々な改善が期待できます。

商品を購入した顧客の生の声に触れる機会も多くなり、自分の投資志向に合っているかどうかを客観的に判断することができます。

販売業者自ら購入していれば、自分たちもリスクを取っていることがわかるので説得力も増します。

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