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夏の旅行「まだ間に合う」格安航空券を探してみた 国内と海外それぞれの"狙い目"路線はどこだ?

東洋経済オンライン / 2024年7月24日 10時30分

安いのはわかったけれど、エコノミーに長時間乗るのはつらい……という人におすすめなのが、香港航空の成田発デンパサール(バリ島)ビジネスクラス往復だ。8月29日(木)成田発・9月6日(金)成田着で往復総額15万円強。

同日の同航空のエコノミークラスは6万8000円程度。差額は8万円強となるが、香港経由で、ビジネスクラスに4フライト乗ることになるので、1区間2万円強でアップグレードできたと考えるとかなり割安ともいえる。

なお、東南アジア各都市へはマレーシア航空もビジネスクラスで15万円台からカバーしており、ビジネスクラスユーザーとしては有力な選択肢となりそうだ。

海外旅行はファーストクラスじゃないと、という富裕層におすすめなのが、ブリティッシュ・エアウェイズの羽田発ローマ往復だ。

総額76万6000円もするが、エールフランス航空やエミレーツ航空なら159万円台、ルフトハンザドイツ航空なら229万円台なので、それらに比べれば、むしろ“格安”に感じられるかもしれない。

さらに、マイレージをアラスカ航空のマイレージプログラム「マイレージプラン」に加算すると、往復で合計約5万8000マイルを獲得できる。

6万マイルあれば、羽田から上海までのJALビジネスクラスや成田からスターラックス航空のビジネスクラスで台北まで2往復できる。その2回分の航空券代に近いマイルが、一度のフライトで貯まることを考えると、夏休みの航空券代として、必ずしも「高すぎる」とは言い切れないのではないだろうか。

橋賀 秀紀:トラベルジャーナリスト

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