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ヤバい「エアコン代」この猛暑でも節約するワザ 寝ているときや外出時のつけっぱなしはOKか?

東洋経済オンライン / 2024年7月24日 7時1分

猛暑でも涼しく過ごせ、お財布にも優しい「エアコンの使い方」を伝授します(写真:kouta/PIXTA)

やばいくらいの暑さが続くなか、気になるのはエアコンの電気代。つけないわけにはいかないけれど、できるだけ安くすませたい。そんなあなたへ、家電おじさんこと家電ライターの筆者が、お手軽にできる節電術を指南します!

【図で見る】「設定温度を1度上げる」だけじゃない!エアコンの賢い使い方

エアコンの設定を変えるだけでも節電が可能。ちょっと裏技的な節電方法もあわせてご紹介します。

設定温度を1℃上げるとこれだけ節約

まずは、節約編から。

●設定温度を1度上げる

エアコンの設定温度を1℃上げると、シーズンで940円ほど電気代を安くできます(エアコンの目安、8畳向け)。

●サーキュレーターを併用する

サーキュレーターや扇風機を併用すると、部屋がまんべんなく涼しくなり、風により体感温度が2℃ほど下がります。

つまりエアコンの設定温度を2℃上げても涼しさは同じになるので、先に説明したように設定温度を2℃上げたとすると、シーズンで1880円の電気代が節約できます。

●室外機の周りをできるだけ片付ける

室外機から出る熱風は、室内の熱を外に放出している証拠です。そのため室外機にカバーをかけたり、室外機の前にモノを置いたりして風通しが悪くなると、電気代が高くなります。具体的な金額は出ていませんが、消費電力が1.5倍になるという実験結果があります。

●熱帯夜の夜通し運転はどうか?

夜間の気温が25℃以上になる熱帯夜。20年前まではそれほどありませんでしたが、最近では頻繁に熱帯夜になります。

こんなときは、迷わずエアコンを朝までつけっぱなしで寝てください。エアコンを途中で止めてしまうと、寝汗で脱水症状になったり、夜に何度も目が覚めて睡眠不足になったりしてしまいます。

「一晩中エアコンをつけっぱなしで寝るのは、電気代が高くなりそうで怖い」と思われる方も多いかもしれません。しかし、夜間は太陽が出ていないので熱が生じません。設定温度を26℃程度にしてあっても、緩く冷房がかかる程度なので、電気料金を見てビックリ!ということは、まずありません。

昭和、平成と生きてきた方は、夏の夜でも涼しかったのでエアコンを我慢しがちですが、近年は驚くほどの高温です。命に関わりかねない熱帯夜も多いので、健康を一番に考えてエアコンを運転したままで就寝することをオススメします。

なお鼻や口の粘膜が弱い方は、乾燥に十分注意しましょう。マスクをして寝る、アルコールを控える、横向き寝するなどして、就寝中に口呼吸しないような工夫をしてみてください。

30分程度の外出ならエアコンは消さない

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