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「心地よい台所」70歳になったら手放すべきもの シニアの自炊は「ラクである」ことが最優先

東洋経済オンライン / 2024年7月25日 18時0分

生ごみっぽくなる前に水分をきっちり切って蓋つきの専用容器に入れ、必ず最短の可燃ごみの日には出す! をやれば、三角コーナーやめられます。

ちなみに、おでんやけんちん汁とか剝いた皮の量が多いとき用に、穴の開いた小さめポリ袋は買ってあるので、シンクが野菜の皮だらけになることもなく過ごしています。

油の使用量が以前より減ったから、食器洗いもササッと済ませてシンクには基本洗い物を溜めない。

そうだ、洗い桶もだいぶ前にやめました。最後に台ふきで、シンクの中の水滴も拭きあげて、洗濯機にそのままポン!

シニアにとって、衛生的な意味だけでなく清潔感はとても大事。生ごみやヌルヌル放置をやめて、すてきなキッチン周りでお料理しましょう。

「水切りカゴ」は大きめの布巾で代用する

もうないのが当たり前だったので書き忘れていましたが、水切りカゴもかなり前にやめていました。大きめの布巾や好きな柄の手ぬぐいなどを敷いて、そこにお茶碗やお皿を伏せておけば、まったく不自由ありません。

水切りカゴがあると、洗った食器がなくてもカゴはあるわけだから、料理のときに切ったりする場所として使えないけれど、布巾なら食器さえ定位置に戻せば、そこは調理スペースになるわけです。

水切りカゴのヌルヌルを洗う手間と布巾を洗濯機にポンのどちらを選ぶ? と問われれば、私はやっぱりポンの方ですね。

我が家の場合、キッチンの脇を通らないとトイレ・洗面所に行けない間取りのため、自然にキッチンは片付けるクセがつきました。

前に住んでいた家は、キッチンが独立していてリビングから見えなかったので、正直なところ今より散らかってたかな。

だから、この中古物件に越した当初は「面倒だな」と思うことが多かったけれど、片付け慣れた今は「すぐに調理に入れるからラクかも」と思えるようになりました。

70オーバーのシニアにとって、食事の準備はなかなか大変です。揚げ物をやめたくらいでは、しんどさは解消しないかもしれない。でも、調理に取りかかる前に片付けという仕事がなければ、しんどさは相当に減るはずです。

私にとってはなるべくスッキリした空間をキープしておくことで「始めるか」と食材やまな板やザルなどを即出せるのが、ラクに自炊する秘訣のようです。

昔は、とにかく時短料理を目指していたので、スライサーやフードプロセッサーは欠かせないものでした。

例えば、子どもたちが育ち盛りの頃は、揚げ物の出番が多いから、せめて千切りキャベツはシュッシュッと早く作ってしまいたい。

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